「谷」を含むことわざ
全4件
恐れ入谷の鬼子母神
おそれいりやのきしもじん
「恐れ入りました」をしゃれていう言葉。「鬼子母神」は、出産・育児の神で、その鬼子母神を祭る東京都台東区入谷と「恐れ入りやした」の「入りや」をかけていったもの。
落つれば同じ谷川の水
おつればおなじたにがわのみず
出発点は違っていても、行き着く先は同じだということ。また、人間も身分や貧富の差があっても、死ねば同じ土になるというたとえ。「雨霰雪や氷と隔つらん落つれば同じ谷川の水」という和歌から。
空谷の跫音
くうこくのきょうおん
退屈な時、または孤独な時に思いがけなく受けるうれしい訪問や便りのたとえ。「空谷」は人けのないさびしい谷間、「跫音」は足音のことで、人のいないさびしい山奥で聞く人の足音という意から。
進退これ谷る
しんたいこれきわまる
進むことも退くこともできない窮地に追い込まれること。「谷まる」は「窮まる」の意。「進退谷まる」ともいう。