「銭」を含むことわざ

全14件

悪銭身に付かず
あくせんみにつかず
不当な手段で得た金は大切にしないから、とかくつまらないことに使ってしまい残らないものだということ。
阿弥陀も銭で光る
あみだもぜにでひかる
金の力は絶大だというたとえ。阿弥陀仏の御利益も供える金の多少に影響されるということから。「阿弥陀の光も銭次第」ともいう。
案じてたもるより銭たもれ
あんじてたもるよりぜにたもれ
心配して下さるより銭を下さいということ。口だけで心配してくれても、実質が伴わなければ役に立たない。心配するより銭をくれ、ということをおもしろい語呂合わせで言った言葉。「たもる」は「賜わる」が転じた言葉。
一銭を笑う者は一銭に泣く
いっせんをわらうものはいっせんになく
わずかな金銭を粗末に扱うものは、いつかそのわずかな金銭に泣くはめになる。たとえわずかな金額でも大事にしなければならないという戒めのことば。
江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ
えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ
江戸っ子はその日に稼いだお金はその日のうちに使ってしまうということ。江戸っ子の気前のよさを自慢して言った言葉。
親子の仲でも金銭は他人
おやこのなかでもきんせんはたにん
金銭に関しては、親子の間でも他人と同じようにけじめをつけるべきだということ。
勘定合って銭足らず
かんじょうあってぜにたらず
理論と実際とが一致しないことのたとえ。計算は合っているのに、現金が足りないということから。
金銭は他人
きんせんはたにん
金銭に関しては、たとえ親子の間でも、他人と同じようにけじめをつけなければならないということ。
銭ある時は鬼をも使う
ぜにあるときはおにをもつかう
金さえあれば、どんな人でも自分の思うままに使えるというたとえ。金があれば、怖い鬼でも意のままに使えるという意から。
銭あれば木物も面を返す
ぜにあればきぶつもつらをかえす
どんなに冷淡な者でも、金の力にはなびくというたとえ。金銭があれば、感情がない木仏さえも振り向くという意から。
銭なしの市立ち
ぜになしのいちだち
方法や手段も考えずに何かをしようとしても、どうにもならないことのたとえ。銭を持たずに市場に行っても、何も買えずにただ立っているだけという意から。
銭は足なくして走る
ぜにはあしなくしてはしる
金には足がついていないのに、まるで足があるかのように、人から人へと渡って行くということ。
盗人に追い銭
ぬすびとにおいせん
損をしたうえに、さらに損をするたとえ。泥棒に物を盗まれたうえに、さらに金銭までやるという意から。
宵越しの銭は使わぬ
よいごしのぜにはつかわぬ
その日に儲けたお金はその日に使ってしまい、翌日には残さないということ。