「陰」を含むことわざ
全20件
暑さ忘れれば陰忘れる
あつさわすれればかげわすれる
苦しい時が過ぎると、助けてくれた人の恩をとかく忘れがちになるということ。暑さが過ぎると、涼しい物陰のありがたみを忘れてしまうという意から。
一樹の陰一河の流れも他生の縁
いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん
この世で起こるすべての出来事は、みな前世からの因縁によるということ。一本の木の陰でともに雨宿りし、同じ流れの水を飲むのも、すべてめぐり合わせによるということから。「一河の流れを汲むも他生の縁」ともいう。
一寸の光陰軽んずべからず
いっすんのこういんかろんずべからず
ほんのわずかな時間でも無駄にしてはいけないということ。「光陰」は月日、時間の意。
陰徳あれば必ず陽報あり
いんとくあればかならずようほうあり
人知れず善い行いをする者には、必ず善い報いがあるということ。
豌豆は日陰でもはじける
えんどうはひかげでもはじける
だれでも年頃になると、男女の情に目覚めるというたとえ。また、事が成るにはそれなりの時間が必要で、その時がくれば自然に成るものだというたとえ。日陰で育った豌豆も時期がくれば実が熟して種がはじけるという意から。
陰陽師身の上知らず
おんようじ みのうえしらず
他人の事についてあれこれ占う易者も、自分の事は占えず正しい判断が出来ないということ。
陰では王様の事も言う
かげではおうさまのこともいう
誰であろうと陰口を言われない者はいないということ。陰では王様でさえ悪口を言われるという意から。「陰では殿の事も言う」ともいう。
陰では殿の事も言う
かげではとののこともいう
だれであろうとも陰口を言われない者はいないということ。陰では殿様でさえ悪口を言われるという意から。「陰では王様の事も言う」ともいう。
陰に居て枝を折る
かげにいてえだをおる
恩を受けた人にひどいことをするたとえ。木陰で涼んでいた者が、その木の枝を折るという意から。また。恩人の見ていない所で、その恩人の家の木の枝を折るという意から。
陰に託して影を求む
かげにたくしてかげをもとむ
方法を間違うことのたとえ。物陰に入って自分の影を探すという意から。
陰弁慶
かげべんけい
家の中ではいばっているが、外では意気地がないこと。また、そういう人。「内弁慶」ともいう。
光陰矢の如し
こういん やのごとし
月日が経つのが早いことのたとえ。「光」は日、「陰」は月の意。月日は、矢が飛ぶようにあっという間に過ぎ去るという意から。
光陰に関守なし
こういんにせきもりなし
月日がとどまることなく、過ぎていくことのたとえ。「光」は日、「陰」は月、「関守」は関所の番人の意。月日は、流れていくことを止める番人などいないのだから、早く過ぎ去っていくという意から。
寸陰を惜しむ
すんいんをおしむ
わずかの時間も大切にするということ。「寸陰」は、わずかの時間。
立ち寄らば大木の陰
たちよらばおおきのかげ
人を頼るなら、社会的に勢力がある人がよいというたとえ。身を寄せるなら、大きな木の下が安全であるという意から。「立ち寄らば大樹の陰」「寄らば大樹の陰」ともいう。
立ち寄らば大樹の陰
たちよらばたいじゅのかげ
人を頼るなら、社会的に大きな力がある人がよいというたとえ。身を寄せるなら、大きな木の下が安全であるという意から。「立ち寄らば大木の陰」「寄らば大樹の陰」ともいう。
日陰の梨
ひかげのなし
形が整っていても内容が悪いもののたとえ。日が当たらない場所で実った梨は形はまあまあでも味がよくないことから。
日陰の豆も時が来ればはぜる
ひかげのまめもときがくればはぜる
人より成長が遅れていても年ごろになれば一人前になるから心配は要らないというたとえ。日陰で育った豆でも時期が来れば自然とさやからはじけ出るという意から。
寄らば大樹の陰
よらばたいじゅのかげ
同じ頼るなら、社会的に大きな力がある人がよいというたとえ。身を寄せるなら、大きな木の下が安全であるという意から。「立ち寄らば大木の陰」「立ち寄らば大樹の陰」ともいう。
碌でなしが人の陰言
ろくでなしがひとのかげごと
役に立たない者が他人の悪口を言うこと。