「隠」を含むことわざ
全13件
空き家の雪隠
あきやのせっちん
返事がない、応答がないことのたとえ。「雪隠」は便所のことで、空き家では使う人がないから「肥えなし」でそれを「声なし」にかけたしゃれ。
頭かくして尻隠さず
あたまかくしてしりかくさず
悪事や欠点の一部を隠して、全部を隠したつもりでいる者をあざけっていう言葉。雉(きじ)が草むらに頭を突っ込み隠れたつもりでも、尾が見えていることから。
色の白いは七難隠す
いろのしろいはしちなんかくす
色が白ければ、顔かたちに多少の欠点があっても気にならないということ。
隠密の沙汰は高く言え
おんみつのさたはたかくいえ
秘密の話はこそこそ言わずに大きな声で話せということ。ひそひそ話は人の好奇心をかきたて注意をひきやすいので、普通に話しているほうが目立たず秘密が守れるという意から。
隠すより現る
かくすよりあらわる
隠し事は隠そうとすればするほど目立って、人に知られやすくなるということ。
隠れたるより現るるはなし
かくれたるよりあらわるるはなし
やましいことや秘密は、隠そうとすればかえって人に知られてしまうというたとえ。
考えは雪隠
かんがえはせっちん
よい考えを得るには、誰にも邪魔されずにゆっくり考えることができる便所がいいということ。「雪隠」は、便所のこと。
紅は園生に植えても隠れなし
くれないはそのうにうえてもかくれなし
すぐれている人は、どんな所にいても目立つというたとえ。「紅」は、紅花のこと。紅花はどんな花園に植えても際立つという意から。
雪隠詰め
せっちんづめ
将棋で王将を盤の隅に追い込んで詰めること。また、逃げ道のない所へ追い詰めること。
雪隠で饅頭
せっちんでまんじゅう
空腹を満たすのに場所を選ばないことのたとえ。また、人に隠れて、自分だけこっそりいい思いをすることのたとえ。
大隠は市に隠る
たいいんはいちにかくる
本当の隠者は、人里離れたようなところに隠れ住んでいるのではなく、市中で人と交わって暮らしているということ。「大隠」は悟りを開いた隠者の意味。
能ある鷹は爪を隠す
のうあるたかはつめをかくす
すぐれた才能や実力のある人は、それをむやみにひけらかしたりしないということ。
楽隠居楽に苦しむ
らくいんきょらくにくるしむ
楽隠居は何もすることがないので、かえって苦痛を感じるものである。気楽な暮らしも、毎日では暇を持て余してしまうというたとえ。