「雨」を含むことわざ

全20件

秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる
あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる
秋は晴れた日より雨の日の方が暖かいので、猫も顔を長くし喜ぶということ。
朝雨と女の腕捲り
あさあめとおんなのうでまくり
朝の雨はすぐにやむから、女の腕まくりと同様恐れるに足りないということ。「俄雨(にわかあめ)と女の腕捲り」ともいう。
朝雨に傘いらず
あさあめにかさいらず
朝の雨はすぐにやむということ。
朝虹は雨夕虹は晴れ
あさにじはあめゆうにじははれ
朝に虹が出るとその日は雨、夕方の虹は翌日が晴れになるということ。
雨垂れ石を穿つ
あまだれいしをうがつ
小さな努力も辛抱強く続けていけば、いつかは必ず成功するというたとえ。小さな雨だれでも、長い年月、同じ所に落ち続ければ、石に穴をあけてしまうという意から。
雨垂れは三途の川
あまだれはさんずのかわ
家から一歩出れば、どんな災難や危険が待ちかまえているかわからないということ。軒下から落ちる雨だれが、三途の川のように、あの世とこの世の堺だから、家から出たら十分注意せよという戒めのことば。
雨夜の月
あまよのつき
想像するだけで、現実には見ることのできないもののたとえ。雨夜にも月はあるはずだが、目には見えないことから。
雨が降ろうが槍が降ろうが
あめがふろうがやりがふろうが
何が何でも決行するという気持ちを表すことば。
雨塊を破らず風枝を鳴らさず
あめつちくれをやぶらず かぜえだをならさず
世の中が大平であることのたとえ。周公が中国を統治していた頃は天下泰平で、雨は静かに降って土のかたまりを壊さず、風は木の枝も動かないように静かに吹いたという故事から。
雨の降る日は天気が悪い
あめのふるひはてんきがわるい
あたりまえのこと、わかりきったことのたとえ。
雨は花の父母
あめははなのふぼ
花にとって雨は、養い育ててくれる父母のようなものだということ。
雨晴れて笠を忘れる
あめはれてかさをわすれる
苦しみが過ぎれば、すぐに受けた恩を忘れてしまうことのたとえ。雨がやむと、役に立った笠のことを忘れるという意から。
雨降って地固まる
あめふってじかたまる
もめごとが解決したあとに、物事が前の状態より良くなること。
雨後の筍
うごのたけのこ
同じようなことが次々と起こることのたとえ。雨あがりに筍が次々に出てくることからいう。
風に櫛り雨に沐う
かぜにくしけずりあめにかみあらう
風雨にさらされて苦労することのたとえ。風で髪をとかし、雨で体を洗うという意から。「櫛風沐雨」ともいう。
干天の慈雨
かんてんのじう
待ち望んでいたことが実現することのたとえ。また、困っている時に助けが現れることのたとえ。「干天」は「旱天」とも書き、日照りのこと。日照りの時に恵みの雨が降るという意から。
蛟竜雲雨を得
こうりょう うんうをう
英雄や豪傑が時の運に恵まれて大いに才能を発揮するたとえ。「蛟竜」は水中に棲む、中国古代の想像上の動物。それが雲雨に乗じて天に昇り竜になるといわれることから、時機を得ず、実力を発揮できないでいる英雄などにたとえたもの。
山雨来らんとして風楼に満つ
さんうきたらんとして かぜ ろうにみつ
何事か変事が起こる前に、なんとなく不穏な気配がただよう様子。「楼」は、高殿。山の雨が降り出す前には、前ぶれとしての風が高殿へ吹きつけるということから。「山雨来らんと欲して風楼に満つ」ともいう。
四十過ぎての道楽と七つ下がって降る雨は止みそうで止まぬ
しじゅうすぎてのどうらくとななつさがってふるあめはやみそうでやまぬ
中年になってから始めた道楽と、七つ下がりに降り出した雨は、なかなかやまないということ。「七つ下がり」は午後四時過ぎのこと。
夜上がり天気雨近し
よあがりてんきあめちかし
夜のうちに雨が上がり晴れた天気は、長く続かないということ。