「顔」を含むことわざ

全16件

秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる
あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる
秋は晴れた日より雨の日の方が暖かいので、猫も顔を長くし喜ぶということ。
朝顔の花一時
あさがおのはないっとき
物事の盛りが短く、はかないことのたとえ。朝咲いた朝顔の花が昼を待たずにしぼんでしまうことから。
朝に紅顔ありて夕べに白骨となる
あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる
無常のこの世では、人の生死は予測できないということ。朝血色のよい顔をしていた人が、夕方には死んで白骨となるという意から。
怒れる拳笑顔に当たらず
いかれるこぶし えがおにあたらず
怒って強い態度で向かってきた者に対しても、優しい態度で接するほうが効果的であるということ。怒って振り上げた拳も、相手の笑顔に気勢をそがれて打ち下ろせないという意から。
一瓜実に二丸顔
いちうりざねににまるがお
女性の顔立ちで、一番良いのはやや細長く白い瓜実顔、二番目は愛嬌のある丸顔だということ。その後に「三平顔に四長顔、五まで下がった馬面顔」と続く。
顔で笑って心で泣く
かおでわらってこころでなく
泣きたいほどつらくても顔では笑ってみせるということ。
顔に泥を塗る
かおにどろをぬる
恥をかかせたり名誉を傷つけたりすること。
顔に紅葉を散らす
かおにもみじをちらす
若い女性が恥ずかしさのあまり、顔をぱっと赤くするようす。単に「紅葉を散らす」ともいう。
借りる時の地蔵顔返す時の閻魔顔
かりるときのじぞうがお かえすときのえんまがお
お金を借りる時は地蔵菩薩のようにやさしい顔をするが、返す時は閻魔大王のような不機嫌な顔をするということ。
顔色なし
がんしょくなし
恐れや驚きのために、顔色が真っ青になること。また、完全に圧倒されてどうにもならないようす。
地蔵の顔も三度
じぞうのかおもさんど
どんなに温和な人でも、何度もひどい仕打ちをされれば腹を立てるというたとえ。いかに慈悲深く心の広い地蔵でも、顔を三度もなでられると腹を立てるという意から。「仏の顔も三度」ともいう。
知らぬ顔の半兵衛
しらぬかおのはんべえ
知っているのに知らない振りをすることを「半兵衛」という人名を使って言った言葉。
頬を顔
ほおをかお
呼び方は違っても、実質的には同じものだということ。「頬は面(つら)」ともいう。
仏の顔も三度
ほとけのかおもさんど
どんなに温和な人でも、何度も無礼なことをされれば腹を立てるというたとえ。いかに慈悲深く心の広い仏でも、顔を三度もなでまわされると腹を立てるという意から「地蔵の顔も三度」ともいう。
用ある時の地蔵顔用なき時の閻魔顔
ようあるときのじぞうがお ようなきときのえんまがお
人にものを頼む時はお地蔵様のようにやさしいにこにこ顔をするが、用事がない時は閻魔様のように不機嫌な顔つきになるということ。
笑う顔に矢立たず
わらうかおにやたたず
笑顔で接してくる者には、憎しみも自然に消えるというたとえ。