「飛」を含むことわざ
全10件
飛鳥川の淵瀬
あすかがわのふちせ
世の中は激しく移り変わり、定まりがたいということのたとえ。奈良県を流れている飛鳥川は、氾濫しやすく、淵と瀬が絶えず移り変わるという意から。「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」という歌から。「昨日の淵は今日の瀬」ともいう。
羽觴を飛ばす
うしょうをとばす
宴会などで人々が盛んに酒杯のやりとりをするようす。「羽觴」は羽を広げた雀をかたどった觴(さかずき)のことでそれを人々の間を飛ぶようにまわして酒盛りをする意から。
金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる
かねさえあればとぶとりもおちる
世の中のたいがいの事が金で解決できるということのたとえ。
雁が飛べば石亀も地団駄
がんがとべばいしがめもじだんだ
身のほどもわきまえず、むやみに人まねしようとすること。雁が飛び立つのを見て、石亀も飛び立とうとして飛べず、くやしがって地団駄を踏むということから。単に「石亀の地団駄」ともいう。
清水の舞台から飛び下りる
きよみずのぶたいからとびおりる
思い切って決断し、物事を行うことのたとえ。山の斜面にせり出すように造られた、京都の清水寺の舞台から飛び降りるという意から。
檄を飛ばす
げきをとばす
自分の主張や考えを広く人々に知らせて同意を求めるたとえ。「檄」は、古代中国で、召集または説諭のために木札に書いた文書のことで、それを飛ばすように配るという意から。
口角泡を飛ばす
こうかく あわをとばす
口の端からつばきを飛ばすほど、激しい調子でしゃべったり、議論したりするようす。
三年飛ばず鳴かず
さんねん とばずなかず
大いに活躍する機会を、長い間じっと待っていることのたとえ。三年間飛びも鳴きもしない鳥は、ひとたび飛べば大空高く飛び上がり、ひとたび鳴けば人を驚かすという意から。
地獄の上の一足飛び
じごくのうえのいっそくとび
きわめて危険な行為のたとえ。
鳴かず飛ばず
なかずとばず
将来に備えて、じっと機会をうかがっていることのたとえ。また、何の活躍もしないようす。