「首」を含むことわざ
全14件
匕首に鍔
あいくちにつば
釣りあわない物、ふさわしくない物のたとえ。「匕首」は鍔のない短刀のこと。「鍔」は刀の柄と刀身の間にあり拳を防御する金具。匕首に鍔をつけても不似合いなことから。
足駄を履いて首ったけ
あしだをはいてくびったけ
異性に惚れ込み夢中になることのたとえ。「足駄」は歯の高い下駄のことで、それを履いても首のあたりまで深みにはまるという意から。
鬼の首を取ったよう
おにのくびをとったよう
まるで鬼を退治して首を取るという大手柄を立てたかのように得意になるようす。
鶴首
かくしゅ
良いことが起こるのを待ちわびること。鶴のように首を長くして待つという意から。
鳩首
きゅうしゅ
人々が集まって、額をくっつけるようにして相談すること。「鳩」は、集めるという意。
首縊りの足を引く
くびくくりのあしをひく
首をくくって死のうとしている人の足を引っぱるような、むごいことをするたとえ。
首振り三年ころ八年
くびふりさんねん ころはちねん
尺八は、首を振りながら吹けるようになるのに三年かかり、ころころというよい音を出すのには八年かかるということ。何事を成すにも、それ相応の修練が要るというたとえにもいう。
褻にも晴れにも歌一首
けにもはれにもうたいっしゅ
普段の時も晴れの席でも、同じ歌一首しか詠めないということ。無能無芸を嘲笑う言葉。「褻」は、普段。
子は三界の首枷
こはさんがいのくびかせ
親は子どものことにとらわれて、終生自由を束縛されてしまうということ。「三界」は、過去・現在・未来の三世のこと。「首枷」は、罪人の首にはめて自由を束縛する刑具。子どもは三界にわたって親の自由を拘束する首枷のようなものだということ。
財布の紐は首に掛けるより心に掛けよ
さいふのひもはくびにかけるよりこころにかけよ
財布の紐を首に掛けて金を盗まれないようにするより無駄遣いしないように心がけるほうが大事だということ。、
思案投げ首
しあんなげくび
名案が浮かばず途方にくれて首をかしげているようす。
寝首を搔く
ねくびをかく
相手が油断している隙に不意をついて陥れることのたとえ。ぐっすり寝ている人の首を切るという意から。
猫の首に鈴
ねこのくびにすず
非常に危険なこと、成功や実現の見込みがないことのたとえ。鼠たちが集まり、猫の首に鈴をつけて、その音で身を守ろうと考えたが、実行する鼠はいなかったというイソップ寓話から。「猫の首に鈴をつける」ともいう。
我が刀で首切る
わがかたなでくびきる
自分のおこないで自分自身が苦しむ結果になるたとえ。