日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
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漢字「恙」の意味:
1. つつが。
- 語源:古語の「つつが」に由来し、無事という意味を含む。
- 用例:無事(つつが)を祈る、つつがなく過ごす。
- 例文:彼は、旅行が無事(つつが)に終わることを願っている。
2. つつが虫。
- これは、古くからの言葉で、「つつが虫(つつがむし)」は、しばしば病の引き金となる害虫を指す。特に、日本ではこの虫が伝染病を引き起こすと信じられていた。
- 用例:つつが虫に注意する、つつが虫の影響。
- 例文:農作物を守るために、つつが虫に対する対策が必要だ。
3. うれい。心配。
- この意味では、心に抱える不安や懸念を指し、日常の会話や文学作品において使われることが多い。
- 用例:心配(うれい)が絶えない、うれいを感じる。
- 例文:彼女は、家族の健康に対するうれいが消えないと言っていた。
4. やまい。病気。
- 病気や体調不良を示す言葉としても使われ、特に悪化することが懸念される状態を表す。
- 用例:やまいを抱える、やまいがち。
- 例文:長い間やまいに苦しんでいたが、ようやく回復の兆しが見えてきた。
このように「恙」は、無事や心配、病気など、様々な文脈で使われる重要な漢字であり、その背景や用法を理解することが大切です。