日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
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漢字「捺」の意味:
1. おす。
- 手でおさえることを指し、物を押しつけたり、重さで押さえ込む行為を表します。
- 例:紙の上に印を「捺」す。彼は柱を手で「捺」した。
2. 書法の一つ。
- 書道において、筆を押し下げたり、止めたりする技法を指します。これは墨を均等にするための重要なテクニックであり、作品に深みや重厚感を与えます。
- 例:書道の練習では、「捺」の技法を使って字の形を整えることが重要である。
3. 磔。
- 磔(たく)は物を捺し付けて、動かないようにすること。また、特に印章を押すことや、物事を固定することを示す。
- 例:契約書に自分の印を「捺」し、正式に承認した。
4. 右払いのこと。
- 書道において、筆を右に払う動作を指す。これにより、文字の構造や流れが生まれ、表現の幅が広がる。
- 例:文字を書くときに「捺」を加えることで、作品全体に動きが出る。