「両」を含むことわざ
全20件
朝起き千両夜起き百両
あさおきせんりょうよおきひゃくりょう
朝早く起きて仕事をするほうが、夜働くより能率が上がり得だということ。
後ろ千両前一文
うしろせんりょうまえいちもん
後ろ姿はとても美しいのに、前から見ると全然美しくないこと。
がったり三両
がったりさんりょう
ささいなことでも何かが起これば、すぐにお金がかかるから、余計なことはしないほうがいいというたとえ。がったりと音がして、物が壊れれば三両の金がかかるという意から。
堪忍五両思案十両
かんにんごりょう しあんじゅうりょう
世の中を生きていくためには、腹の立つことをじっと我慢し、よく考えて慎重に行動することが大切だということ。忍耐は五両、熟慮には十両の価値があるという意から。
堪忍五両負けて三両
かんにんごりょう まけてさんりょう
我慢には大きな値打ちがあるということ。堪忍には五両の価値があり、たとえ堪忍がやや足りなくても三両の価値があるという意から。
車の両輪
くるまのりょうりん
二つの物のうち、どちらを外しても役に立たないような密接な関係のたとえ。
喧嘩両成敗
けんかりょうせいばい
喧嘩や争いをした者を、理非を問わず、双方とも同じように処罰すること。「成敗」は、処罰の意。
御意見五両堪忍十両
ごいけんごりょう かんにんじゅうりょう
人の忠告は五両の値打ちがあり、辛いことや怒りを耐え忍ぶことは十両の値打ちがあること。他人の意見をよく聞いて何事にも耐えることが大事だというたとえ。
五両で帯買うて三両で絎ける
ごりょうでおびこうてさんりょうでくける
肝心なものより、付随するものに予想以上にお金がかかるということ。「絎ける」は、表から縫い目が見えないように縫うこと。五両で買った帯をさらに三両かけて絎けるということから。
盾の両面を見よ
たてのりょうめんをみよ
物事は、表と裏の両面を観察してから正しく判断せよということ。
前十両に後ろ三両
まえじゅうりょうにうしろさんりょう
前から見ると美しいが、後姿はそれほどでもないということ。
向こう三軒両隣
むこうさんげんりょうどなり
日頃親しく交際している隣近所のこと。
目千両
めせんりょう
千両の値打ちがあるほど魅力的な目。
目元千両口元万両
めもとせんりょう くちもとまんりょう
目元は千両、口元は万両に値するほど魅力的であるという、美人を形容する言葉。
両端を持す
りょうたんをじす
どちらに付くか迷い、あいまいな態度をとること。
両手に花
りょうてにはな
すばらしいものを二つ同時に手に入れることのたとえ。また、一人の男性が二人の女性を連れていることのたとえ。
両刃の剣
りょうばのつるぎ
使い方によっては非常に役に立つが、同時に大きな危険を招くおそれもあるもののたとえ。両辺に刃のついた剣は、相手を斬ることも出来るが、自分をも傷つける恐れのあることから。「両刃」は「諸刃」とも書き、「もろは」とも読む。
両方聞いて下知をなせ
りょうほうきいてげちをなせ
争い事に判断を下す時は、両方の言い分を公平に聞いてから判断すべきだということ。「下地」は「げじ」とも言い、指図・命令の意。
両方立てれば身が立たぬ
りょうほうたてればみがたたぬ
一方に良いようにすれば、他方が不満に思う。どちらにも都合の良いようにするのは難しく、中に入った自分が苦しい立場に立ち、犠牲になってしまうということ。
両雄並び立たず
りょうゆうならびたたず
同程度の力を持つ二人の英雄は、必ずどちらかが倒れるまで争うので、共存することは出来ないというたとえ。