「付」を含むことわざ

全32件

悪銭身に付かず
あくせんみにつかず
不当な手段で得た金は大切にしないから、とかくつまらないことに使ってしまい残らないものだということ。
足が地に付かない
あしがちにつかない
興奮して気持ちや動作が落ち着かないようす。
油紙に火の付いたよう
あぶらがみにひのついたよう
べらべらとよくしゃべる様子。油の付いた紙は、めらめらとよく燃えることから。
歩く足には塵が付く
あるくあしにはちりがつく
どんなことでも何かをすれば必ず煩わしいことが起きる。だから何もせずにじっとしているのにかぎるということ。「歩くあしには泥が付く」ともいう。
板に付く
いたにつく
動作や態度が、職業や地位にふさわしくなること。また、服装などが、その人になじんでよく似合うこと。「板」は芝居の舞台の意。役者の芸が舞台にぴったり合うという意から。
色を付ける
いろをつける
物事の扱いで、相手に多少の利益を与えること。
尾に鰭付ける
おにひれつける
あることないことを付け足して物事を大げさに言うこと。本体に尾や鰭を付け足すという意から。「尾に尾を付ける」ともいう。
尾鰭が付く
おひれがつく
あることないことを付け加わり物事を大げさに誇張されるたとえ。本体に尾や鰭を付け加えられるという意から。
折り紙付き
おりがみつき
絶対に間違いないと保証できること。「折り紙」は、鑑定書のことで、書画や骨董品などに折り紙がついて品質が保証されていたことから。
金に糸目を付けぬ
かねにいとめをつけぬ
惜しみなく金を使うようす。「糸目」は凧の表面につけて引き締めるための糸。それを付けない凧が飛ぶように金を使うという意から。
皮引けば身が付く
かわひけばみがつく
密接な関係にあるものは、一方に何かが生じると他方にも影響が及ぶことのたとえ。皮を引っ張れば、その下の肉も一緒に付いてくるということから。「皮引けば身が痛い」ともいう。
驥尾に付す
きびにふす
才能のない人が、すぐれた人に付き従っていれば、自分の能力以上のことが成し遂げられるというたとえ。「驥」は、一日に千里も走る駿馬のこと。青蠅が駿馬の尾につかまって、一日で千里のかなたまで行ったという故事から。自分の行動を謙遜していう言葉。
食い付き馬に乗ったよう
くいつきうまにのったよう
食いつく癖のある馬に乗ると、乗っているのも危ないが降りると馬に食いつかれるので降りられない。危険なことをやめることができないというたとえ。
食わぬ飯が髭に付く
くわぬめしがひげにつく
身に覚えのない疑いをかけられることのたとえ。食べもしない飯粒が知らない間に髭に付いて疑われるという意から。
事が延びれば尾鰭が付く
ことがのびればおひれがつく
物事は長引くと余計な問題が起こって面倒になるので、なるべく早く処理せよということ。
米の飯と天道様はどこへ行っても付いて回る
こめのめしとてんとうさまはどこへいってもついてまわる
どんな所でも太陽が当たるように、どこへ行っても食べることは何とでもなるということ。
知恵ない神に知恵付ける
ちえないかみにちえつける
気付かずにいた人に、よけいな入れ知恵をするというたとえ。
付き合いなら家でも焼く
つきあいならいえでもやく
付き合いは、大切なものを犠牲にしてもしなければならないくらい大事だということ。また、付き合いを大事にして自分の家庭をかえりみないことを戒めて言うことば。
等閑に付す
とうかんにふす
物事をいい加減に扱ったり、放っておいたりすること。
抜き足すれば道付く
ぬきあしすればみちつく
人に知られないようにすると、かえって目立つことになるというたとえ。音を立てないように抜き足差し足で歩くと、かえってその跡が付くという意から。
熨斗を付ける
のしをつける
人に物を喜んで進呈するたとえ。
馬鹿に付ける薬はない
ばかにつけるくすりはない
愚かな者の頭を賢くする薬はない。愚か者は救いようがないということ。
箔が付く
はくがつく
値打ちが上がること。貫禄がつくこと。「箔」は金属を紙のように薄くたたきのばしたもの。その箔が付いて立派になることから。
丙丁に付す
へいていにふす
火の中に投げ入れること。特に秘密の手紙や書類を焼くことをいう。十干で丙は火の兄(ひのえ)、丁は火の弟(ひのと)と呼ばれ、どちらも「火」の意味を持つことから。
眉毛に火が付く
まゆげにひがつく
自分の眉毛に火が付いたように、危険な事態が差し迫っているたとえ。「眉に火が付く」ともいう。
眉に唾を付ける
まゆにつばをつける
騙されないように用心するたとえ。狐や狸に化かされないためには眉に唾を付けるのがよいという俗説から。「眉に唾を塗る」「眉に唾する」ともいう。
眉に火が付く
まゆにひがつく
自分の眉毛に火が付いたように、身近に危険が迫っていることのたとえ。「眉毛に火が付く」ともいう。
味噌を付ける
みそをつける
失敗して面目を失うことのたとえ。
虫が付く
むしがつく
未婚の女性に好ましくない恋人ができること。
目処が付く
めどがつく
実現・解決の予測が付くこと。見通しが立つこと。
弱みに付け込む風邪の神
よわみにつけこむかぜのかみ
悪いことが重なることのたとえ。
理屈と膏薬はどこへでも付く
りくつとこうやくはどこへでもつく
体のどこにでも付く膏薬のように、理屈はつけようと思えば、どんなことにでも、もっともらしくつけられるということ。