「兎」を含むことわざ
全9件
兎も七日なぶれば噛みつく
うさぎもなぬかなぶればかみつく
おとなしい人でも、たびたび辱めを受けるとついには怒るというたとえ。おとなしい兎でも七日もいじめられればついには噛みつくというたとえ。
兎を見て犬を呼ぶ
うさぎをみていぬをよぶ
手遅れのように見えても間に合うこともあるので、事をみきわめてから対策を講じても遅くないというたとえ。逆に手遅れのたとえにも使う。兎を見つけてから猟犬を呼んでも遅くないという意から。
兎の毛で突いたほど
うのけでついたほど
きわめて小さいことのたとえ。うさぎの細い毛の先で突いたほどのわずかという意から。
兎の真似をする烏
うのまねをするからす
自分の能力をわきまえず、人の真似をして失敗することのたとえ。鵜は水に潜って巧みに魚を捕るが、烏が真似をして魚を捕ろうと水に潜っても溺れるばかりであるということから。「兎の真似をする烏水に溺れる」「兎の真似をする烏水を呑む」ともいう。
株を守りて兎を待つ
くいぜ(かぶ)をまもりてうさぎをまつ
古い習慣や過去の偶然の成功にこだわり、新しいことに対応できないことのたとえ。中国・宋の農民が木の切り株にぶつかって死んだ兎を捕まえてから、農作業をせず、毎日切り株を見張って暮らしたという故事にもとづく。
狡兎死して走狗烹らる
こうとししてそうくにらる
重宝がられたものも必要がなくなれば捨てられてしまうことのたとえ。「狡兎」はすばしっこい兎、「走狗」は猟犬のこと。兎が死んでしまえば、猟犬は不要になり煮て食べられるという意から。本来は、敵が滅びると有能な家臣も不要になり殺されてしまうという意で用いられた。
獅子は兎を撃つに全力を用う
ししはうさぎをうつにぜんりょくをもちう
実力のあるものは、小さなことにも手を抜かず何事にも全力で向かうということ。
しめこの兎
しめこのうさぎ
物事がうまくいったということをしゃれて言うことば。
二兎を追う者は一兎をも得ず
にとをおうものはいっとをもえず
一度に二つのものを手に入れようと欲張ると、結局どちらも手に入れられなくなることのたとえ。一度に二匹のうさぎを捕えようとすると、結局一匹も捕らえられなくなるなるという意から。