「冠」を含むことわざ
全5件
瓜田に履を納れず李下に冠を正さず
かでんにくつをいれず りかにかんむりをたださず
人から疑われるような行動は避けるべきであるという戒めの言葉。瓜田で靴を履き直そうとすると、瓜を盗もうとしていると間違われる恐れがあり、李(すもも)の木の下で冠をかぶり直せば李を盗もうとしていると疑われる恐れがあるから、すべきではないという意から。「瓜田李下」「李下の冠、瓜田の履」ともいう。
挂冠
けいかん
官職を辞めること。「挂」は掛けるという意。後漢の逢萌(ほうぼう)は難を避けるため、役人としてかぶっていた冠を城門に掛けて、官職を辞め国を去ったという故事から。
弱冠
じゃっかん
男子の二十歳のこと。また、年が若いこと。昔の中国で二十歳を「弱」といい、元服して冠を被ったことから。
沐猴にして冠す
もっこうにしてかんす
見かけは立派でも中身が愚かな者をあざけって言うことば。「沐猴」は猿のことで、あたかも猿が冠をかぶって気取っているようだという意から。人々が楚の項羽を、天下を取れる人物ではないとあざけって言ったことば。
李下に冠を正さず
りかにかんむりをたださず
人から疑われるような行動は避けよという戒めの言葉。李(すもも)の木の下で冠をかぶり直せば、李を盗もうとしていると疑われる恐れがあるから、すべきではないという意から。この句の前に「瓜田に履を納れず」とつけていうこともある。