「功」を含むことわざ

全20件

相手のさする功名
あいてのさするこうみょう
相手の力が弱かったり、やり方が劣っていたために、思わぬ手柄を立てることのたとえ。「さする」は「してくれる」の意。
言い勝ち功名
いいがちこうみょう
多少筋が通らない意見でも、たくさんしゃべる人の意見に賛同する人が増え、結局は支持されるようになるということ。つまり、黙っていては、どんな良い意見も人には伝わらないということ。
一将功成りて万骨枯る
いっしょうこうなりてばんこつかる
輝かしい功績をあげた人の陰には、多くの人の努力や苦労があるというたとえ。指導者だけが功名を得るのを嘆く言葉。一人の将軍が輝かしい功名をあげた陰には、犠牲となった一万人もの兵士の骨が戦場にさらされているという意から。
九仞の功を一簣に虧く
きゅうじんのこうをいっきにかく
長い間の努力も最後のわずかな手違いで無駄になることのたとえ。「九仞」は非常に高い、「一簣」は一杯のもっこの意。高い山を築くのに、最後のもっこ一杯の土を虧く(欠く)と完成しないという意から。
勤勉は成功の母
きんべんはせいこうのはは
勤勉こそ成功を生み出す根本だということ。
蛍雪の功
けいせつのこう
苦労を重ねて勉学に励んだ成果のこと。「蛍雪」は苦労して勉学に励むことで、中国晋の車胤と孫康はともに貧しく、車胤は蛍の光で、孫康は窓の外の雪明りで読書し勉学に励んだという故事から。
怪我の功名
けがのこうみょう
誤ってしたこと、何気なくしたことが、意外によい結果になることのたとえ。「怪我」は、過ちの意。過ちが生んだ手柄という意から。「過ちの功名」ともいう。
功罪相半ばする
こうざいあいなかばする
功績と罪過とが半々で、よいとも悪いともいえないということ。
功詐は拙誠に如かず
こうさはせっせいにしかず
巧みにいつわりごまかすのは、下手でも誠意があるものには及ばないということ。
功成り名遂げて身退くは天の道なり
こうなりなとげてみしりぞくはてんのみちなり
りっぱな仕事を成し遂げて名声を得たら、その地位にとどまらず退くのが、自然の摂理にかなった身の処し方であるということ。
功名を竹帛に垂る
こうみょうをちくはくにたる
手柄を立てて、歴史に名を残すたとえ。「竹帛」は、竹の札と絹のこと。中国で、紙の発明以前に、これに文字を記したところから書物または歴史書の意。「垂る」は、残すという意。
失敗は成功のもと
しっぱいはせいこうのもと
失敗しても、その原因を反省し改めていくことによって、成功につながるということ。「失敗は成功の母」ともいう。
大功は拙なるが如し
たいこうはせつなるがごとし
真の名人は小細工をしないから、一見すると下手に見えるということ。
大功を成す者は衆に謀らず
たいこうをなすものはしゅうにはからず
大事業を成し遂げる者は、周囲の意見を聞いたり相談したりせず、自分の判断で事を行うということ。
大功を論ずる者は小過を録せず
たいこうをろんずるものはしょうかをろくせず
大きな功績を表彰しようと議論する時、たとえそのかげに小さな過失があっても大目に見て問題にしないということ。
竹帛の功
ちくはくのこう
歴史に残るような偉大な功績。「竹帛」は昔中国で竹を削った札や帛に文字を書いたことから書物や歴史の意。
罪の疑わしきは軽くし功の疑わしきは重くす
つみのうたがわしきはかるくし こうのうたがわしきはおもくす
罪状が疑わしいときはなるべく罪を軽く、功績の疑わしいときはできるだけ手厚く賞するのがよいということ。「罪の疑わしきは軽くせよ、功の疑わしきは重くせよ」ともいう。
内助の功
ないじょのこう
夫が外で十分働けるように、妻が家庭で陰ながら夫を助ける功績のこと。
抜け駆けの功名
ぬけがけのこうみょう
人を出し抜いて手に入れた手柄。「抜け駆け」は自分の戦陣を抜け出して、人より先に敵陣に攻め込むこと。
労多くして功少なし
ろうおおくしてこうすくなし
苦労したわりには成果が出ないこと。