「医」を含むことわざ

全14件

医者が取るか坊主が取るか
いしゃがとるかぼうずがとるか
生死の境にいるような重病人のこと。生きているうちは医者が金を取り、死んでしまえば僧侶が金を取るということから。また、所詮あの世に金は持っていけないと守銭奴を皮肉ることば。
医者寒からず儒者寒し
いしゃさむからずじゅしゃさむし
医者はおおむね裕福で、学者はたいてい貧乏だということ。「儒者」は学者、「寒し」は貧しい意。
医者上手にかかり下手
いしゃじょうずにかかりべた
物事はうまく行うためには相手を信用しなければならないというたとえ。どんな名医でも、患者が信頼して従わなければ病気を治すことは出来ないという意から。
医者と味噌は古いほどよい
いしゃとみそはふるいほどよい
医者は経験を積んだ年寄りのほうが信頼できるし、味噌は年月が経ったもののほうがおいしいということ。
医者の薬も匙加減
いしゃのくすりもさじかげん
何事も加減が大事だというたとえ。医者がどんなに良い薬を使っても、分量が適切でなければ効き目がないという意から。
医者の自脈効き目なし
いしゃのじみゃくききめなし
人は専門のことでも、自分のことになると確実な処理ができないというたとえ。医者は他人の病気は治せても、自分の病気は適切な処置ができないという意から。
医者の只今
いしゃのただいま
あてにならない約束のたとえ。往診をたのまれた医者は「只今、参ります」と返事するが、なかなか来てくれないことから。
医者の不養生
いしゃのふようじょう
口では立派なことを言いながら、自分では実行していないことのたとえ。患者に養生を勧める医者が自分の健康に注意しない意から。
医者よ自らを癒せ
いしゃよみずからをいやせ
他人に立派なことを言う人は自分も立派でなければならにというたとえ。患者を治療する医者は自分自身も健康に注意せよという意。
医は仁術
いはじんじゅつ
医術は病気を治すことによって、相手に仁徳を施す術でもあるということ。
お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ
おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ
恋わずらいは、薬や温泉でも治せないというたとえ。
腹八分に医者要らず
はらはちぶにいしゃいらず
満腹ではなく腹八分目くらいにすれば、健康でいられるということ。
坊主捨て置け医者大事
ぼうずすておけいしゃだいじ
急病の時は、急いで医者を呼ぶのが大事だということ。
三度肘を折って良医となる
みたびひじをおってりょういとなる
人は多くの苦労を重ね経験を積んで、初めて円熟した人間になれるということ。医者は自分のひじを何度も折り、苦痛や治療を経験して初めて良医になることができるという意から。