「和」を含むことわざ

全10件

秋日和半作
あきびよりはんさく
秋の天候の善し悪しで、作物の収穫は半ば決まってしまうということ。
和氏の璧
かしのたま
すばらしい宝石のこと。中国、春秋時代の楚の卞和(べんか)が宝石の原石を厲王(れいおう)に献じたが、宝石だと信じてもらえず左足を切られ、次の武王には同じ理由で右足を切られた。その次の文王の時代に、この原石が磨かれ宝石だと認められたという故事による。秦の昭王がこの玉と15の城と交換したいと言い、「連城の璧」とも称された。
金の貸し借り不和の基
かねのかしかりふわのもと
金の貸し借りは仲たがいの原因になりがちだから気をつけよという戒め。
琴瑟相和す
きんしつあいわす
夫婦の仲が非常によいたとえ。「瑟」は、大琴。琴と大琴の合奏は音がよく調和することから。
君子は和して同ぜず小人は同じて和せず
くんしはわしてどうぜず しょうじんはどうじてわせず
すぐれた人物は、人と仲良くするが自主性を失わずむやみに同調しない。つまらぬ人間は、すぐに同調し自主性を欠いているということ。
心安いは不和の基
こころやすいはふわのもと
あまりに親しくなり過ぎると遠慮がなくなり、かえって仲違いしやすいということ。
衣ばかりで和尚はできぬ
ころもばかりでおしょうはできぬ
形だけ整っていても役に立たないというたとえ。また、人は見かけだけでは判断できないということ。僧衣をまとっただけでは僧侶にはなれないという意から。
光を和らげ塵に同ず
ひかりをやわらげちりにどうず
才能や学徳を隠して、俗世で目立たないように暮らすこと。また、仏や菩薩が衆生を救うために、本来の姿を隠して、塵のような俗世に現れること。「和光同塵」ともいう。
和して同ぜず
わしてどうぜず
人と協調していくが、道理を曲げてまでは同調しないということ。
和を以て貴しとなす
わをもってとうとしとなす
人々の和こそが、世の中でもっとも尊く大切なことだということ。聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条にある言葉。