「回」を含むことわざ

全14件

急がば回れ
いそがばまわれ
急を要することは時間や手間がかかっても安全確実にやる方が得策だということ。急ぐ時に危険な近道を通るより遠回りでも安全な道を行く方が結局早く着く意から。
浮世は回り持ち
うきよはまわりもち
幸不幸、貧富、栄枯盛衰などは絶えず人から人へと回っていき、一ヶ所にとどまらないということ。
大男総身に知恵が回りかね
おおおとこそうみにちえがまわりかね
からだばかり大きくて愚かな男をあざけっていう言葉。
お鉢が回る
おはちがまわる
順番がまわってくること。「お鉢」は飯びつのこと。人の多い食事の席で、自分の所に飯びつが回ってくる順番になることから。
回禄の災い
かいろくのわざわい
家事・火災のこと。「回禄」は、中国の火の神の名。その火の神から受けた災いという意から。
金は世界の回り物
かねはせかいのまわりもの
金は人から人へと渡り回っていくものだから、今は貧しくてもそのうちよくなる時も来るということ。
金は天下の回り物
かねはてんかのまわりもの
金は人から人へと渡り回っていくものだから、いつか自分の所にも回ってくるはずだから、今は貧しくてもくよくよするなということ。
米の飯と天道様はどこへ行っても付いて回る
こめのめしとてんとうさまはどこへいってもついてまわる
どんな所でも太陽が当たるように、どこへ行っても食べることは何とでもなるということ。
三遍回って煙草にしょ
さんべんまわってたばこにしょ
休むことを急がずに、手落ちのないように念には念を入れよということ。夜回りを三遍してから休憩しようという意から。
杖の下に回る犬は打てぬ
つえのしたにまわるいぬはうてぬ
自分を慕ってくるくるものには残酷な仕打ちはできないということ。追い払おうと振り上げた杖の下に、甘えてじゃれついてくる犬は人情として打つことはできないという意から。
どうした風の吹き回し
どうしたかぜのふきまわし
思いがけない人の来訪など意外なことが起こるようす。
貧乏難儀は時の回り
びんぼうなんぎはときのまわり
貧乏したり苦労したりするのは、時のめぐりあわせにすぎないから悲観することはないということ。
焼きが回る
やきがまわる
年を取ったりして頭の働きや腕前が鈍ることのたとえ。「焼き」は熱した金属を急激に水で冷やして堅くする焼入れのこで、火が回りすぎて焼きが強すぎると切れ味が悪くなることから。
呂律が回らない
ろれつがまわらない
酒に酔った人や子どもなどが、舌が滑らかに動かず、言葉がはっきりしないようす。「呂律」は和音階を表す呂律(りょりつ)が転じて、言葉の調子の意。