「国」を含むことわざ
全14件
赤子のうちは七国七里の者に似る
あかごのうちはななくにななさとのものににる
赤ん坊ははっきりした特長がないので、似てると思って見ればあちこちの誰にでも似て見えるということ。「七国七里」は諸所方々のこと。
家に鼠国に盗人
いえにねずみ くににぬすびと
規模の違いはあるが、どんな所にも悪いことをする者がいるということ。
華胥の国に遊ぶ
かしょのくににあそぶ
いい気持ちで昼寝をすること。中国の黄帝が夢の中で「華胥の国」という理想の国で遊んだという故事から。
国に盗人家に鼠
くににぬすびと いえにねずみ
物事には、その内部に害をなすものがあるというたとえ。
国乱れて忠臣見る
くにみだれてちゅうしんあらわる
泰平の時には誰が忠臣かわからないが、国が乱れて危機に直面すると、真の忠臣が誰かがはっきりするということ。
国破れて山河在り
くにやぶれてさんがあり
戦乱で国が滅びても、自然の山や川はもとのままの姿で存在しているということ。
傾国
けいこく
絶世の美女のこと。君主が心を奪われて政治を怠り、国を危うくするほどの美人の意から。
国手
こくしゅ
名医。また、医師を敬っていう語。国の病を治療する名手の意から。なお、囲碁の名人をいうこともある。
言葉は国の手形
ことばはくにのてがた
言葉のなまりは通行手形のように、その人間の生まれ育った国を表すということ。
三国一
さんごくいち
世界一のこと。「三国」は、インド・中国・日本の三つの国のことで、昔はこの三国を全世界としていたことから。
修身斉家治国平天下
しゅうしんせいかちこくへいてんか
天下を治めるには、まず自分の心と行いを正しくし、次に家庭を整え、次に国家を治めて天下を平和にすべきだということ。
その国に入ればその俗に従う
そのくににいればそのぞくにしたがう
その土地に行ったら、その土地の習慣やしきたりに従うべきであるということ。
褒じの一笑国を傾く
ほうじのいっしょうくにをかたむく
美女のために国が滅びること。褒じとは中国、周の幽王の后。めったに笑わない褒じが、手違いで上がったのろしで諸侯が参集するのを見て笑ったため、幽王が平時にたびたびのろしを上げさせたので、本当の戦乱の時には諸侯が集まらず、国が滅びたという故事から。
六国を滅ぼす者は六国なり
りっこくをほろぼすものはりっこくなり
国が滅びるのは、国の内部に原因があるということ。悪い結果の原因は、自分自身にあることが多いというたとえ。「六国」は中国、戦国時代の斉(せい)・楚(そ)・燕(えん)・韓(かん)・魏(ぎ)・趙(ちょう)のこと。六国が滅びたのは六国相互の争いの結果によるもので、他の国に滅ぼされたわけではないという意から。