「夜」を含むことわざ
全22件
明るけりゃ月夜だと思う
あかるけりゃつきよだとおもう
考え方が単純で現実を知らないことのたとえ。外が明るいとすべて月夜だと思う意から。
朝起き千両夜起き百両
あさおきせんりょうよおきひゃくりょう
朝早く起きて仕事をするほうが、夜働くより能率が上がり得だということ。
朝の来ない夜はない
あさのこないよるはない
ものごとは必ずいつか、よい方へ変わるということ。「夜の明けない朝はない」ともいう。
雨夜の月
あまよのつき
想像するだけで、現実には見ることのできないもののたとえ。雨夜にも月はあるはずだが、目には見えないことから。
暗夜に灯火を失う
あんやにともしびをうしなう
暗闇で明かりを失うように、頼りにしていたものを失って途方にくれることのたとえ。
暗夜の礫
あんやのつぶて
不意に受ける襲撃。防ぎようのないことのたとえ。また、まったく見当のつかないことのたとえ。「礫」は小石の意。
いつも月夜に米の飯
いつもつきよにこめのめし
飽きることのない気楽な生活のたとえ。また、現実はなかなかそうはいかないということ。昔の人にとって月の光はありがたく、米の飯は貴重だったため、それが毎日続けば言うことがないという意から。
親と月夜はいつも良い
おやとつきよはいつもよい
親がそばに居る時は何の不安もなく、明るい月の夜は安心して歩けるので、どちらもありがたいということ。
女ならでは夜は明けぬ
おんなならではよはあけぬ
女がいなければ何事もうまくいかないというたとえ。天照大神が天岩戸に隠れて世の中が暗くなった時、天鈿女命の舞踊で岩戸を開けることができたという故事から。「日の本は女ならでは夜の明けぬ国」ともいう。
外面似菩薩内心如夜叉
げめんじぼさつ ないしんにょやしゃ
外面は菩薩のようにやさしく美しいが、内面は夜叉のように邪悪で恐ろしい人のこと。仏教で、修行中の者が女性に心を動かされ、修行の妨げになることを恐れていった言葉から。「外面如菩薩内心如夜叉」ともいう。
月夜に釜を抜かれる
つきよにかまをぬかれる
非常に油断していること、ひどく間が抜けていることのたとえ。「抜かれる」は盗まれるの意。明るい月の夜に大事な釜を盗まれるという意から。
焼野の雉子夜の鶴
やけののきぎす よるのつる
子を思う親の情愛が深いことのたとえ。「雉子」は雉(きじ)のことで、巣のある野を焼かれても、雉は危険を顧みずにわが子を助け、霜の降りる寒い夜に鶴は自分の羽を広げて子を暖めるということから。
闇夜の錦
やみよのにしき
何の役にも立たない無駄なことのたとえ。闇夜に美しい錦の着物を着ても誰にも見えないという意から。「夜の錦」ともいう。
夜上がり天気雨近し
よあがりてんきあめちかし
夜のうちに雨が上がり晴れた天気は、長く続かないということ。
夜明け前が一番暗い
よあけまえがいちばんくらい
どん底の後には必ずいいことがあるというたとえ。日が昇る直前に一番暗い時間があるということから。
世の中には月夜ばかりはない
よのなかにはつきよばかりはない
いつも明るい月夜ばかりではなく、闇夜もあるから気をつけろということ。脅し文句として使われる言葉。
世の中は年中三月常月夜嬶十七俺二十負わず借らずに子三人
よのなかはねんじゅうさんがつじょうつきよ かかあじゅうしちおれはたち おわずからずにこさんにん
世の中は、いつも三月頃の温暖な気候で、夜は明るい月夜、妻は十七歳自分は二十歳、責任も借金もなく、子どもは三人持つ暮らしが望ましいということ。江戸時代の庶民のささやかな願望をいった言葉。
夜道に日は暮れぬ
よみちにひはくれぬ
夜の帰り道には日が暮れる心配はないから、あわてずにのんびりやろうということ。
夜目遠目笠の内
よめ とおめ かさのうち
夜見るとき、遠くから見るとき、笠に隠れた顔の一部をちらりと見るときは、人の顔が実際より美しく見えるということ。女性について言うことが多い。
夜の鶴
よるのつる
子を思う親の愛情が深いことのたとえ。寒い夜に鶴は自分の羽を広げて子を暖めるということから。「夜鶴子を思う」ともいう。
夜の錦
よるのにしき
何の役にも立たない無意味なことのたとえ。暗い夜に美しい錦の着物を着ても人には見えないという意から。「闇夜の錦」ともいう。
夜を日に継ぐ
よをひにつぐ
昼夜の区別なく、事を続けること。夜を昼につなげて続けて事を行うという意から。