「巣」を含むことわざ
全3件
越鳥南枝に巣くい胡馬北風に嘶く
えっちょうなんしにすくい こばほくふうにいななく
故郷の忘れがたいことのたとえ。中国南方の越の国から北国へ渡った鳥は、樹木の南側の枝に巣をかけ、北方の胡の国から来た馬は、北風が吹きよせると故郷を想って嘶くという意から。『文選』の古詩「胡馬は北風に依り、越鳥は南枝に巣くう」による。単に「越鳥南枝に巣くう」や「胡馬北風に嘶く」ともいう。
鳰の浮き巣
におのうきす
不安定なことのたとえ。また、人生の浮き沈みにもたとえる。「鳰」はかいつぶりのこと。池や沼に棲む水鳥のかいつぶりの巣は浮き草で作られ、水の増減や波によっていつも揺れて安定しないことから。
花は根に鳥は古巣に
はなはねにとりはふるすに
物事はすべて、その根源に戻るということ。咲いた花は木の根元に落ちて肥やしになり、空を飛ぶ鳥もやがては巣に帰ることから。