「弁」を含むことわざ
全15件
後ろ弁天前不動
うしろべんてん まえふどう
後ろから見るとまるで弁天様のように美しいが、前から見ると不動明王のように恐い顔をした女性のこと。
内弁慶
うちべんけい
家の中では威張っていても外では意気地がないこと。また、そういう人。
内弁慶外すばり
うちべんけいそとすばり
家の中では威張っているが外では意気地がない弱虫のこと。「すばり」は小さく縮こまること。
陰弁慶
かげべんけい
家の中ではいばっているが、外では意気地がないこと。また、そういう人。「内弁慶」ともいう。
口弁慶
くちべんけい
口先だけで、行動が伴なわない人のたとえ。
怪我と弁当は自分持ち
けがとべんとうはじぶんもち
自分で負った怪我は自分の責任だ、という職人の間で言われている言葉。
懸河の弁
けんがのべん
すらすらと流れるような弁舌のこと。「懸河」は、勢いよく流れる川のことで、その川のような弁舌の意から。
堅白同異の弁
けんぱくどういのべん
こじつけの論理、詭弁のこと。中国戦国時代、趙の公孫竜が説いた論法。固くて白い石は、目で見た時は白さはわかるが堅さはわからない。手で触った時は堅さはわかるが白さはわからない。ゆえに、堅いことと白いことは同時には成り立たないと論じたものから。
黒白を弁せず
こくびゃくをべんせず
物事の善悪・是非・正邪がわからないこと。「黒白」は、善悪・是非・正邪の意。
仕事幽霊飯弁慶その癖夏痩せ寒細りたまたま肥ゆれば腫れ病
しごとゆうれいめしべんけい そのくせなつやせかんぼそり たまたまこゆればはれやまい
仕事は出来ないのに飯は山のように食べ、夏も冬の痩せていて、たまに太ったかと思えば病気にかかっている。怠け者の大食漢の多病をあざけった言葉。
咫尺を弁せず
しせきをべんせず
視界がきかず、ごく近くのものも見分けが付かないこと。「咫尺」は距離が非常に近いこと、「弁」は見分けるという意。
菽麦を弁せず
しゅくばくをべんせず
愚かで物の区別もつかないことのたとえ。「菽」は豆、「弁ずる」は区別する意。豆と麦の区別も出来ないという意から。
沈黙は金雄弁は銀
ちんもくはきん ゆうべんはぎん
あれこれしゃべるより、黙っているほうが大事な場合があるということ。沈黙は金の価値、雄弁は銀の価値であるという意。「雄弁は銀、沈黙は金」ともいう。
東西を弁せず
とうざいをべんせず
物事の道理がわからないようす。
雄弁は銀沈黙は金
ゆうべんはぎん ちんもくはきん
雄弁は大事なことであるが、黙っているほうが有益な場合があるということ。雄弁は銀の価値、沈黙は金の価値であるという意。「沈黙は金、雄弁は銀」ともいう。