「往」を含むことわざ
全7件
江戸っ子の往き大名還り乞食
えどっこのゆきだいみょうかえりこじき
江戸っ子は気前がよく無計画なので、往きは大名のように贅沢をしてお金を使い果たし、帰りには乞食のように一文無しになるということ。
往時渺茫としてすべて夢に似たり
おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり
過ぎ去った昔の事はもうはるかかなたの事で、とりとめがなく、まるで夢のように思えるということ。「往時」は過ぎ去った昔のこと。「渺茫」は遠くはるかで果てしないさま。
既往は咎めず
きおうはとがめず
過ぎ去ったことをあれこれ咎めても仕方がない。これから先のことを大切にせよということ。
商売往来にない商売
しょうばいおうらいにないしょうばい
泥棒など世間に認められない商売のこと。「商売往来」は、商売に関係した事柄を書いた江戸時代の書。この書物に載っていない商売という意から。
善人なおもて往生を遂ぐ況んや悪人をや
ぜんにんなおもておうじょうをとぐ いわんやあくにんをや
仏の救いを頼みとしない善人でさえ極楽往生を遂げる。まして、仏の救いにすがるしかない悪人が往生できないわけがないということ。
千万人と雖も吾往かん
せんまんにんといえどもわれゆかん
自分の信じた道は、たとえ千万人の敵がいても、恐れることなく立ち向かっていくということ。
往くに径に由らず
ゆくにこみちによらず
小細工せずに、正大に事をおこなうことのたとえ。「径」は小道・近道・横道の意。道を行く時は径を通らずに大通りを行くという意から。