「待」を含むことわざ
全13件
鮟鱇の待ち食い
あんこうのまちぐい
働かずにじっと機会を待って、利益を得ようとすることのたとえ。鮟鱇は大口を開けて、小魚が口に入ってくるのを待ち受けていることから。
佚を以って労を待つ
いつをもってろうをまつ
味方はゆっくりと休養し、相手の疲れるのを待って戦うということ。味方はじっくりと休養を取って力を蓄え、遠くから攻めてくる敵の疲れるのを待って迎え討つということ。「佚」は気ままにのんびりするという意。
運を待つは死を待つに等し
うんをまつはしをまつにひとし
努力せずに、ただ幸運を待っているのは、自らの死を待つように愚かなことだということ。
縁と浮き世は末を待て
えんとうきよはすえをまて
良縁と好機は、自然に訪れるまで気長に待つのがよいということ。
果報は寝て待て
かほうはねてまて
幸運は自然にやってくるものだから、焦らず気長に待つほうがよいということ。「果報」は、前世での行いの結果として現世で受ける報いのことで、本来は善悪どちらをも意味したが、しだいに幸運の意になった。
株を守りて兎を待つ
くいぜ(かぶ)をまもりてうさぎをまつ
古い習慣や過去の偶然の成功にこだわり、新しいことに対応できないことのたとえ。中国・宋の農民が木の切り株にぶつかって死んだ兎を捕まえてから、農作業をせず、毎日切り株を見張って暮らしたという故事にもとづく。
歳月人を待たず
さいげつ ひとをまたず
時は人の都合などおかまいなしに刻々と過ぎ去っていく。だから時間を無駄にせず大事にせよということ。
人事を尽くして天命を待つ
じんじをつくしててんめいをまつ
出来る限りのことをして、あとは天命に任せるということ。「人事」は人間の力で出来る事柄、「天命」は天の命令の意。
待たぬ月日は経ちやすい
またぬつきひはたちやすい
待ち望んでいる日はなかなかやってこないものだが、ぼんやりしていると知らぬ間に月日が過ぎ去ってしまうということ。
待たるるとも待つ身になるな
またるるともまつみになるな
人を待つのは腹立たしいから、人を待たせることはあっても自分は待つ立場にはなるなということ。
待つうちが花
まつうちがはな
物事は期待しながら待っている間が、心ときめいて楽しいということ。「待つが花」「待つ間が花」ともいう。
待つ間が花
まつまがはな
あれこれ想像して待っている間が一番楽しいということ。
待つ身より待たるる身
まつみよりまたるるみ
人を待っている人もつらいものだが、待たせている者も相手のことが気になってつらいものだということ。