「抜」を含むことわざ
全17件
灰汁が抜ける
あくがぬける
嫌みがなくなってすっきりとしたようす。
生き馬の目を抜く
いきうまのめをぬく
生きている馬の目を抜き取るほどすばやいこと。また、ずるくて油断も隙もならないことのたとえ。
一頭地を抜く
いっとうちをぬく
他の人より一段と優れていること。「一頭地」の「一頭」は頭一つ分の意で、「地」は助辞で意味はない。人より頭一つ分抜きん出ているという意から。
嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる
うそをつくとえんまさまにしたをぬかれる
嘘をつくと、死んでから地獄の閻魔大王に悪い舌を抜かれる。だから嘘をついてはいけないと、子どもを戒めたことば。
現を抜かす
うつつをぬかす
ある事に夢中になり本心を失うこと。「現」は正気のことで、正気をなくすという意から。
稼ぐに追い抜く貧乏神
かせぐにおいぬくびんぼうがみ
いくら働いても貧しい人は貧乏から抜け出すことができないというたとえ。
気が利きすぎて間が抜ける
きがききすぎてまがぬける
気を利かせすぎて、肝心なところが抜けているということ。
三寸俎板を見抜く
さんずんまないたをみぬく
物事を見抜く力がずばぬけて鋭いことのたとえ。厚さ三寸の俎板の裏側まで見抜くという意から。
月夜に釜を抜かれる
つきよにかまをぬかれる
非常に油断していること、ひどく間が抜けていることのたとえ。「抜かれる」は盗まれるの意。明るい月の夜に大事な釜を盗まれるという意から。
抜かぬ太刀の高名
ぬかぬたちのこうみょう
力量のある人がそれを発揮せず、かえって人から重んじられることのたとえ。また、口先だけ達者で実際に腕前を披露したことのない人をあざけることば。
抜き足して来るひとに碌な者なし
ぬきあししてくるひとにろくなものなし
音をさせないように近づく者は、何か後ろ暗い所があるので碌な者ではないということ。
抜き足すれば道付く
ぬきあしすればみちつく
人に知られないようにすると、かえって目立つことになるというたとえ。音を立てないように抜き足差し足で歩くと、かえってその跡が付くという意から。
抜き差しならない
ぬきさしならない
動きがとれない、のっぴきならない様子。抜くことも差すこともできないという意から。
抜け駆けの功名
ぬけがけのこうみょう
人を出し抜いて手に入れた手柄。「抜け駆け」は自分の戦陣を抜け出して、人より先に敵陣に攻め込むこと。
歯の抜けたよう
はのぬけたよう
あるべきものがところどころ欠けていて、まばらで不揃いなようす。
目から入って耳から抜ける
めからはいってみみからぬける
見ただけで何も覚えず、理解していないことのたとえ。
目から鼻へ抜ける
めからはなへぬける
非常に頭の回転が速く、利口で賢いさまのたとえ。また物事の判断がすばやく抜け目がないさまをいう。