「法」を含むことわざ
全14件
悪法もまた法なり
あくほうもまたほうなり
たとえ悪い法律であっても、廃止されるまではその法に従わなければならにということ。
置き酌失礼持たぬが不調法
おきじゃくしつれい もたぬがぶちょうほう
お酌のとき、置いた杯に酒を注ぐのも失礼だが、杯を持とうとしない受け手も不調法である。酒の席での微妙なおもむきを言ったことば。
機に因りて法を説け
きによりてほうをとけ
仏の教えを説くときには、機会に応じた適切な方法で説法しなければならないということ。転じて、臨機応変に対応せよということ。
弘法筆を択ばず
こうぼう ふでをえらばず
名人・達人と呼ばれる人は、どんな道具を使っても良い成果をあげるというたとえ。書の名人の弘法大師は、筆のよしあしを選ばず常にりっぱな字を書いたことから。
弘法にも筆の誤り
こうぼうにもふでのあやまり
いかにすぐれた人物でも、時には失敗することがあるというたとえ。弘法大師のような書の名人でも、時には書き損じることもあるということから。
士族の商法
しぞくのしょうほう
急に不慣れなことを始めて失敗することのたとえ。明治初期、士族が生計を立てるため慣れない商売に手を出して失敗したことから。
釈迦に説法
しゃかにせっぽう
その道を知り尽くしている人に、ものを教える愚かさのたとえ。仏教の開祖である釈迦に、仏法を説くということから。
春秋の筆法
しゅんじゅうのひっぽう
物事を厳格に批判する態度。また、間接の原因を直接の原因のように言う表現方法。「春秋」は、中国の歴史書で孔子が加筆し、その書き方が厳正だったことから。
女房鉄砲仏法
にょうぼう てっぽう ぶっぽう
女性は雰囲気を和らげ、鉄砲の力で治安を保ち、仏法で人の心を正しく導く。この三つの力で世の中がうまく治まっているということ。
人の牛蒡で法事する
ひとのごぼうでほうじする
人の物を利用して自分の義理を果たすことのたとえ。他人が持ってきた牛蒡を使って精進料理を作り、法事のもてなしをするという意から。
法あっての寺寺あっての法
ほうあってのてらてらあってのほう
仏法があってこそ寺があり、寺があってこそ仏法も保たれるということ。持ちつ持たれつの関係にあることのたとえ。
法三章
ほうさんしょう
簡単な法律のこと。また、法律を簡略化すること。漢の高祖が厳しい法律を廃止し、殺人・傷害・窃盗だけを処罰するとした三章からなる簡略な法律を定めたという故事から。
法師の戦話
ほうしのいくさばなし
不似合いなことのたとえ。
見るは法楽
みるはほうらく
自分の目でものを見るというのは、たとえようもなく楽しいということ。「法楽」とは神仏に捧げる音楽のこと。転じて楽しみの意。