「灯」を含むことわざ

全14件

暗夜に灯火を失う
あんやにともしびをうしなう
暗闇で明かりを失うように、頼りにしていたものを失って途方にくれることのたとえ。
傘と提灯は戻らぬつもりで貸せ
かさとちょうちんはもどらぬつもりでかせ
傘と提灯は、必要な時以外は忘れがちな物だから、貸す時は返してもらえないつもりで貸せということ。
暮れぬ先の提灯
くれぬさきのちょうちん
無用な事に手回しがよすぎて間が抜けていることのたとえ。
紅灯の巷
こうとうのちまた
花柳界、歓楽街のこと。「紅灯」は華やかな紅い灯火の意。
提灯に釣り鐘
ちょうちんにつりがね
釣り合わないこと、比較にならないことのたとえ。提灯と釣り鐘は形は似ているが重さがまるで違うことから。
提灯持ち
ちょうちんもち
人の手先になって、その人のことを褒めて回ること。また、それをする人。
月の前の灯
つきのまえのともしび
立派なものに比較されて見劣りがすることのたとえ。名月の夜には灯火は目立たないことから。
灯火親しむべし
とうかしたしむべし
気候のさわやかな秋の長い夜は、明かりの下で読書するのに適しているということ。
灯心で竹の根を掘る
とうしんでたけのねをほる
一生懸命努力しても効果のないことのたとえ。「灯心」は、灯油に浸して火をともす柔らかいひも状の芯のこと。柔らかい灯心で、堅い竹の根は掘れないという意から。
灯台下暗し
とうだい もとくらし
身近なことはかえってわかりにくいたとえ。「灯台」は、燭台のこと。まわりを明るくてらすが燭台のすぐ下は陰になって暗いことから。
灯明で尻を焙る
とうみょうでしりをあぶる
やり方を誤ったために、まったく効果があがらないことのたとえ。「灯明」は、神仏に供えるともしびのこと。灯明のような弱い火で尻をあぶっても暖まることは出来ない意から。
灯滅せんとして光を増す
とうめっせんとしてひかりをます
病人が死ぬ間際に一時的に回復したり、物事が滅びる前に一時勢いを盛り返すことのとえ。灯火が消える直前に明るく輝くことから。
盗人の提灯持ち
ぬすびとのちょうちんもち
悪人の手先となって、手助けをすること。「提灯持ち」は、夜道に提灯を持って先に行く人。転じて、人の手先になって、その人をほめ従う者。
風前の灯火
ふうぜんのともしび
危険が差し迫り、危ういことのたとえ。風の吹き付ける所にある灯の意から。