「礼」を含むことわざ

全15件

呆れが礼に来る
あきれがれいにくる
ひどく呆れることを誇張していうことば。「呆れがお礼」ともいう。
衣食足りて礼節を知る
いしょくたりてれいせつをしる
人は生活にゆとりができて、初めて礼儀や節度をわきまえるようになるということ。
置き酌失礼持たぬが不調法
おきじゃくしつれい もたぬがぶちょうほう
お酌のとき、置いた杯に酒を注ぐのも失礼だが、杯を持とうとしない受け手も不調法である。酒の席での微妙なおもむきを言ったことば。
己に克ち礼に復る
おのれにかち れいにかえる
理性と意思の力で欲望に打ちかって、人間として守るべき礼に従って行動すること。「克己復礼」ともいう。
神は非礼を受けず
かみはひれいをうけず
礼にはずれたことを願っても、神は聞き届けてはくれないということ。
三顧の礼
さんこのれい
目上の人が、仕事を頼みたい人を何度も訪問し、礼儀を尽くして頼み込むこと。中国、蜀の劉備が、諸葛亮を三度訪ねて軍師に迎えたという故事から。
親しき仲にも礼儀あり
したしきなかにもれいぎあり
親しい間柄でも遠慮がなくなると不仲のもとになるので、礼儀は大切だということ。
知って問うは礼なり
しってとうはれいなり
たとえ知っていることでも、専門家に意見を聞くのが礼儀だということ。
倉廩実ちて礼節を知る
そうりんみちてれいせつをしる
経済的に安定して初めて礼儀や節度を重んじるゆとりが生まれるというたとえ。「倉廩」は、穀物類を蓄える倉の意。米ぐらが一杯になって初めて礼節をわきまえる心が生まれるということから。
鳩に三枝の礼あり烏に反哺の孝あり
はとにさんしのれいあり からすにはんぽのこうあり
子の親に対する礼儀や孝養の大切さをいった言葉。鳩の子は親鳥より三本下の枝にとまり、成長した後は恩を忘れずに老いた親鳥に口移しに餌を運ぶという意。そのことから、鳥でさえ親の恩に報いるのだから、人は礼儀を尊び親孝行せよということ。
礼儀も事による
れいぎもことによる
礼儀作法を守ってさえいればいいというものではなく、事と場合によっては、礼儀が二の次になることもあるということ。
礼に始まり乱に終わる
れいにはじまり らんにおわる
酒宴は始まりこそ礼儀正しくとも、宴の終わるころには礼儀も何もなく乱れるものだということ。
礼は急げ
れいはいそげ
出来るだけ早くお礼をしたほうが、感謝の気持ちが相手によく伝わるということ。
礼は宜しきに随うべし令は俗に従うべし
れいはよろしきにしたがうべし れいはぞくにしたがうべし
決まった形式がある礼儀も、時に応じて変えてもよい。また、法令はその土地の風俗に合うように定めるのがよいということ。
礼も過ぎれば無礼になる
れいもすぎればぶれいになる
礼儀も度が過ぎれば、かえって失礼になるということ。