「紙」を含むことわざ

全10件

青表紙を叩いた者にはかなわぬ
あおびょうしをたたいたものにはかなわぬ
きちんと学問に励んだ者にはかなわないというたとえ。「青表紙」は青い表紙を多く用いた四書五経などの経書のこと。
油紙に火の付いたよう
あぶらがみにひのついたよう
べらべらとよくしゃべる様子。油の付いた紙は、めらめらとよく燃えることから。
一枚の紙にも裏表
いちまいのかみにもうらおもて
紙にも裏表があるように何事にも裏表があるということ。
薄紙を剝ぐよう
うすがみをはぐよう
薄い紙を一枚一枚剝ぐように病気が日ごとに快方に向かうようす。
折り紙付き
おりがみつき
絶対に間違いないと保証できること。「折り紙」は、鑑定書のことで、書画や骨董品などに折り紙がついて品質が保証されていたことから。
眼光紙背に徹す
がんこう しはいにてっす
書物の表面上の意味だけでなく、背後にある真意をも読み取ることのたとえ。読解力が鋭いことのたとえ。紙の裏まで見通すという意から。「眼光紙背に徹る」ともいう。
唐紙唐紙仮名で書け
とうし からかみ かなでかけ
「唐紙」を「とうし」と読めば書画用の紙、「からかみ」と読めば襖(ふすま)のこと。このように読み方で意味の変わることばは仮名で書いたほうがよいということ。
濡れ紙を剝がすよう
ぬれがみをはがすよう
濡れた紙を剥がすように、物事を静かに取り扱うようす。また、病気が日に日に快方に向かうようすのたとえ。
横紙破り
よこがみやぶり
自分の考えを無理に押し通すこと。また、そういうことをする人。和紙は縦に目が通っているため、横には破りにくいが、それを無理やり横に破ることから。
洛陽の紙価を高める
らくようのしかをたかめる
著書が大評判で、よく売れることのたとえ。晋の左思が「三都の賦」を作った時、人々がこれを書き写そうと争って紙を買い、洛陽の紙の値段が高くなったという故事から。