「縁」を含むことわざ

全14件

悪縁契り深し
あくえんちぎりふかし
悪い縁ほど結びつきが強く断ち切りにくいということ。
一樹の陰一河の流れも他生の縁
いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん
この世で起こるすべての出来事は、みな前世からの因縁によるということ。一本の木の陰でともに雨宿りし、同じ流れの水を飲むのも、すべてめぐり合わせによるということから。「一河の流れを汲むも他生の縁」ともいう。
縁あれば千里
えんあればせんり
縁があれば千里も離れた所の人と会うこともあるし、結ばれることもあるということ。「縁あれば千里を隔てても会い易し、縁なければ面を対しても見え難し」を略した言葉。
縁と浮き世は末を待て
えんとうきよはすえをまて
良縁と好機は、自然に訪れるまで気長に待つのがよいということ。
縁なき衆生は度し難し
えんなきしゅじょうはどしがたし
人の忠告を聞き入れようとしない者は、救いようがないということ。「縁」は、ここでは仏縁の意。「衆生」は、仏が慈悲を垂れる人間。「度す」は、悟りを開かせること。仏縁のない者は、たとえ仏でも救いようがないという意から。
縁の切れ目は子で繋ぐ
えんのきれめはこでつなぐ
夫婦仲がうまくいかなくなっても、子どもがいれば縁をつなぎとめてくれるということ。
縁の下の力持ち
えんのしたのちからもち
他人のために、人目につかない所で苦労や努力をすること。また、そういう人のたとえ。
縁は異なもの味なもの
えんはいなもの あじなもの
男女の縁というものは、どこでどう結ばれるかわからず、予測のつかない不思議でおもしろいものだということ。「縁は異なもの」「縁は味なもの」と切り離してもいう。
金の切れ目が縁の切れ目
かねのきれめがえんのきれめ
金がある時はちやほやされるが、金がなくなると相手にされず関係が切れるということ。
木に縁りて魚を求む
きによりてうおをもとむ
方法を誤ると目的を達成できないことのたとえ。木に登って魚を探すという意から。
腐れ縁は離れず
くされえんははなれず
悪縁は、切ろうとしてもなかなか断ち切れないということ。
躓く石も縁の端
つまずくいしもえんのはし
自分にかかわるすべてのものが、なんらかの因縁で結ばれているということ。ふとつまずいた石も、多くの石の中でなんらかの縁があってつまずいたという意から。
釣り合わぬは不縁のもと
つりあわぬはふえんのもと
身分や財産などの釣り合いが取れない男女の結婚は、うまくいかなくなることが多いということ。
下手の真ん中上手の縁矢
へたのまんなか じょうずのふちや
物事は、時のはずみで意外な結果になることがあるというたとえ。下手な人が的の真ん中を射抜いたり、上手な人が的を外して矢が縁に当たったりするという意から。