「胡」を含むことわざ

全5件

胡乱の沙汰
うろんのさた
疑わしいうわさのこと。「胡乱」は疑わしい、「沙汰」は評判の意。
越鳥南枝に巣くい胡馬北風に嘶く
えっちょうなんしにすくい こばほくふうにいななく
故郷の忘れがたいことのたとえ。中国南方の越の国から北国へ渡った鳥は、樹木の南側の枝に巣をかけ、北方の胡の国から来た馬は、北風が吹きよせると故郷を想って嘶くという意から。『文選』の古詩「胡馬は北風に依り、越鳥は南枝に巣くう」による。単に「越鳥南枝に巣くう」や「胡馬北風に嘶く」ともいう。
胡椒の丸呑み
こしょうのまるのみ
表面だけを見て、物事の本質を理解しないことのたとえ。胡椒は、かみ砕かずに丸呑みしても味はわからないことから。
胡蝶の夢
こちょうのゆめ
夢と現実の世界との区別がつかなくなるたとえ。また、人生が夢のようにはかないことのたとえ。「胡蝶」は蝶の美称。昔、荘子が蝶になった夢を見たが、目が覚めるともとのままの自分で、自分が夢の中で蝶になったのか、それとも夢の中の蝶が自分になったのか、わからなくなったという故事から。
胡馬北風に嘶く
こば ほくふうにいななく
故郷の忘れがたいことのたとえ。北方の胡の国から来た馬は、北風が吹くたびに故郷を想って嘶くという意から。『文選』の古詩「胡馬は北風に依り、越鳥は南枝に巣くう」から。