「船」を含むことわざ

全13件

磯際で船を破る
いそぎわでふねをやぶる
物事が達成する直前で失敗してしまうことのたとえ。船が、せっかく波打ち際まで来て難破してしまうという意から。
入り船あれば出船あり
いりふねあればでふねあり
港に入ってくる船もあれば出て行く船があるように、世の中のことはさまざまであるということ。
入り船に良い風出船に悪い
いりふねによいかぜでふねにわるい
一方によいことは他方には悪く、両方によいことはないというたとえ。入り船に都合のよい順風は、出船にとっては逆風になるという意から。
大船に乗ったよう
おおぶねにのったよう
信頼できるものに任せすっかり安心しきったようす。難破する心配のない大きな船に乗ったようだということから。
川口で船を破る
かわぐちでふねをわる
成功の直前で失敗することのたとえ。長い航海を終えて港付近の川口で難破するという意から。また、出航時に川口で船を損なうという意から、物事の出だしで失敗することのたとえ。
小船の宵拵え
こぶねのよいごしらえ
手回しがよすぎることのたとえ。小船を出すのに前の晩から船出の準備をするという意から。
船頭多くして船山へ登る
せんどうおおくして ふね やまへのぼる
指揮をとる人が多くて統一が取れず、物事が順調に運ばなかったり、とんでもない方向へ進んでしまうたとえ。船頭が多くいて、銘々が指図するとついには船が山に登ってしまうという意から。
船頭のそら急ぎ
せんどうのそらいそぎ
本当は急いでいないのに、急いでいるふりをすることのたとえ。船頭が「船が出るぞ」と言って客を船に乗り込ませながら、なかなか船を出さないことから。
出船によい風は入り船に悪い
でふねによいかぜはいりふねにわるい
一方によければ他方に不利で、両方によいことはないというたとえ。出船に都合のよい順風は、入り船にとっては逆風になるという意から。
二八月は船頭のあぐみ時
にはちがつはせんどうのあぐみどき
二月と八月は、海が荒れて舟が出せない日が多いので、船頭も困るということ。
乗りかかった船
のりかかったふね
物事を始めてしまった以上、中途でやめるわけにはいかないことのたとえ。乗った舟が岸を離れれば途中で降りることができないことから。
帆掛け船に艪を押す
ほかけぶねにろをおす
勢いのあるものに、さらに力を加えることのたとえ。帆に風を受けて走る舟に、さらに艪を使うという意から。
渡りに船
わたりにふね
物事が好都合に運ぶこと。川を渡ろうとすると、ちょうど舟があるという意から。