「草」を含むことわざ
全12件
お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ
おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ
恋わずらいは、薬や温泉でも治せないというたとえ。
おじが甥の草を刈る
おじがおいのくさをかる
目上の者が目下の者のために奔走させられることのたとえ。また、物事の順序が逆なことのたとえ。
駕籠にに乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人
かごににのるひとかつぐひと そのまたわらじをつくるひと
人の生き方は、貧富の差や境遇によってさまざまであるということ。また、そのさまざまな人のつながりで、世の中はうまく成り立っているということ。世の中には駕籠に乗る身分の人もいれば、その駕籠を担ぐひともいる。また、その駕籠かきの履く草履を作る人もいる。人の世は持ちつ持たれつであるという意から。
金の草鞋で捜す
かねのわらじでさがす
根気強くあちこち探し回るたとえ。いくら歩いても擦り減らない金の草鞋で探すという意から。
草木も眠る丑三つ時
くさきもねむるうしみつどき
夜が更けて、すっかり静かになった真夜中のこと。「丑三つ時」は、昔の時刻で牛の刻を四分した三番目の時刻のことで、現在の午前二時から二時半頃。人だけでなく、草木までも眠って静まりかえった真夜中の意から。
草を打って蛇を驚かす
くさをうってへびをおどろかす
何気なくしたことが意外な結果を招くたとえ。また、一人を懲らしめることで、これに関連する他の者たちを戒めるたとえ。
三遍回って煙草にしょ
さんべんまわってたばこにしょ
休むことを急がずに、手落ちのないように念には念を入れよということ。夜回りを三遍してから休憩しようという意から。
疾風に勁草を知る
しっぷうにけいそうをしる
困難にあった時、はじめてその人の真価がわかるというたとえ。「疾風」は速く吹く風、「勁草」は強い草の意。速く激しい風が吹いて、はじめて強い草が見分けられるという意から。
商売は草の種
しょうばいはくさのたね
商売は草の種のように種類が多いということ。「商いは草の種」ともいう。
太陽の照っているうちに干し草を作れ
たいようのてっているうちにほしくさをつくれ
絶好の機会は逃さずに、役立てるべきであるということ。「陽の照っているうちに干し草を作れ」ともいう。
二足の草鞋を履く
にそくのわらじをはく
両立しないような二つの職業を一人で同時に兼ねることのたとえ。
陽の照っているうちに干し草を作れ
ひのてっているうちにほしくさをつくれ
好機は逃さずに役に立てよということ。「太陽の照っているうちに干し草を作れ」ともいう。