「蓋」を含むことわざ
全9件
合わぬ蓋あれば合う蓋あり
あわぬふたあればあうふたあり
どんな入れ物にも合う蓋と合わない蓋があるように、人にも物にもそれぞれふさわしい組み合わせがあるということ。
蓋世の気
がいせいのき
意気がきわめて盛んなこと。「蓋」は覆い隠すという意。世の中を覆い尽くすほどの意気が旺盛だということから。
棺を蓋いて事定まる
かんをおおいてことさだまる
人間の真価は死後になって初めて決まるということ。棺に蓋をしたあとで、その人の本当の評価が定まるという意から。「人事は棺を蓋いて定まる」ともいう。
臭い物に蓋をする
くさいものにふたをする
人に知られて困る悪事や醜聞などを、一時しのぎで隠そうとするたとえ。容器に蓋をして悪臭が漏れないようにする意から。
傾蓋旧の如し
けいがい きゅうのごとし
ちょっと会っただけでまるで旧友でもあるかのように親しくなること。「傾蓋」は孔子(こうし)と程子(ていし)がたまたま道で出会って車の蓋(かさ)を傾けて語りあったという故事から、会ったばかりで旧知のように親しく打ち解けることのたとえ。
地獄の釜の蓋も開く
じごくのかまのふたもあく
正月の16日と盆の16日は、みな仕事をやめて休もうということ。この両日は、地獄の鬼も仕事を休み、罪人を煮る釜の蓋も開けて使わないということから。
似合い似合いの釜の蓋
にあいにあいのかまのふた
どんなものにも、それぞれ似合いの相手があるというたとえ。
身も蓋もない
みもふたもない
言動が露骨すぎて味気ないこと、率直すぎて話の続けようがないことのたとえ。「身」は蓋に対して器の意。器も蓋もなく、剝き出しで隠しようがない状態という意から。
破れ鍋に綴じ蓋
われなべにとじぶた
どんな人にも、似合いの相手がいるというたとえ。また、似たもの同士が一緒になればうまくいくということ。割れた鍋には、それに合う修理した蓋があるという意から。