「重」を含むことわざ

全18件

おじを見ると荷が重い
おじをみるとにがおもい
助けてくれそうな人を見たとたん、力が抜けて依頼心をおこし意気地がなくなることのたとえ。自分で荷物を運んでいる時、伯父(叔父)を見たとたんに荷物が重く感じられるということから。
重荷に小づけ
おもににこづけ
重い負担がある上に、さらに負担が加わるたとえ。「小づけ」は、大きな荷物の上に乗せる小さな荷物のこと。「大荷に小づけ」ともいう。
鼎の軽重を問う
かなえのけいちょうをとう
権威ある人の実力や能力を疑うたとえ。「鼎」は古代中国で使われた金属性の器のことで、祭器として用いられたことから、王位の象徴となった。楚の荘王が周を軽んじ、周王室の九鼎の大小や軽重を問うたという故事から。
軽い返事に重い尻
かるいへんじにおもいしり
簡単に引き受けて、なかなか実行しないことのたとえ。いい返事をしても、なかなか尻を上げないという意から。
口は重宝
くちはちょうほう
口は便利なもので、口先だけならなんとでも言えるということ。
五重の塔も下から組む
ごじゅうのとうもしたからくむ
物事はすべて順序よく進めていってこそ、成功するというたとえ。
地獄は壁一重
じごくはかべひとえ
人間は一歩誤ると、罪を犯してしまいがちだということ。地獄は壁を一枚隔てたすぐ隣にあるという意から。
死は或は泰山より重く或は鴻毛より軽し
しはあるいはたいざんよりおもく あるいはこうもうよりかろし
人の命は重んじて大切に守るべき場合と、潔く捨てるべき場合とがあるというたとえ。「泰山」は中国山東省にある山、「鴻毛」はおおとりの羽毛。人の命は、高い山よりも重く見る場合と、おおとりの羽毛よりも軽く見なければならない場合があるという意から。
重箱の隅を楊枝でほじくる
じゅうばこのすみをようじでほじくる
どうでもいいようなつまらない所まで取り上げて、口うるさく言うことのたとえ。「楊枝で重箱の隅をほじくる」「重箱の隅を楊枝で突つく」ともいう。
擂り粉木で重箱洗う
すりこぎでじゅうばこあらう
行き届かないことのたとえ。大雑把なことをするたとえ。丸い擂り粉木で四角い重箱を洗おうとしても、隅まで洗えないことから。「連木で重箱を洗う」ともいう。
盛年重ねて来らず
せいねんかさねてきたらず
若く元気のよい時は二度とやって来ないから、時を無駄に過ごしてはいけないという教え。
然諾を重んずる
ぜんだくをおもんずる
いったん引き受けた以上は、約束を守って必ず実行するということ。「然諾」は、よしと承諾すること。
知恵と力は重荷にならぬ
ちえとちからはおもににならぬ
知恵と力はありすぎても重荷にならず、たくさんあるほうがいいということ。
罪の疑わしきは軽くし功の疑わしきは重くす
つみのうたがわしきはかるくし こうのうたがわしきはおもくす
罪状が疑わしいときはなるべく罪を軽く、功績の疑わしいときはできるだけ手厚く賞するのがよいということ。「罪の疑わしきは軽くせよ、功の疑わしきは重くせよ」ともいう。
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し
ひとのいっしょうはおもにをおうてとおきみちをゆくがごとし
人生は長く苦しいものだから、辛抱強く努力を重ねて着実に進んでいかなければならないという教え。徳川家康の遺訓から。
人の苦楽は壁一重
ひとのくらくはかべひとえ
壁一つ隔てただけで隣の様子がわからないように、他人の苦しみや楽しみは他人事で自分とはなんの係わりもないということ。
楊枝で重箱の隅をほじくる
ようじでじゅうばこのすみをほじくる
どうでもいいような細かい所まで問題にして、口うるさく言うことのたとえ。「重箱の隅を楊枝でほじくる「「重箱の隅を楊枝で突つく」ともいう。
理詰めより重詰め
りづめよりじゅうづめ
相手を理屈で納得させようとするより、重箱に詰めたご馳走でもてなす方が事がうまく運ぶということ。