「餅」を含むことわざ

全21件

開いた口へ牡丹餅
あいたくちへぼたもち
努力もなしに思いがけない幸運がやってくること。
意見と餅はつくほど練れる
いけんともちはつくほどねれる
餅は、つけばつくほど練れて粘りのあるおいしい餅になる。他人の意見も、つき従うようにすればするほど、よい結果が得られるということ。
一升の餅に五升の取り粉
いっしょうのもちにごしょうのとりこ
主なものより、それに付随するもののほうが多くなるということのたとえ。「取り粉」は、つきたての餅に付ける粉。一升の餅をつくためには五升の取り粉が必要になるという意から。
絵に描いた餅
えにかいたもち
実際の役に立たない物事のたとえ。絵に描いた餅はどんなに巧みに描かれていても食べられないことから。「画餅」ともいう。
栄耀の餅の皮
えようのもちのかわ
度を越したぜいたくをするたとえ。「栄耀」は、ぜいたくをすること。ぜいたくに慣れると、むく必要のない餅の皮までむいて食べるようになるという意から。
欠き餅と焼き餅は焼くほどよい
かきもちとやきもちはやくほどよい
嫉妬心は少し強烈な方が効果があるということ。「欠き餅」とは、正月の餅を手で割って小さくしたもの。嫉妬する意味のやきもちと餅ををかけた言葉。
画餅に帰す
がべいにきす
計画したことが失敗に終わることのたとえ。「画餅」は絵に書いた餅のことで、実際には食べられないという意から。
食うた餅より心持ち
くうたもちよりこころもち
ごちそうしてもらったり、贈り物をもらったりするのもうれしいが、それをしてくれた相手の心持ちがもっとうれしいということ。「餅」と「持ち」をかけたしゃれ。
魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ
さかなはとのさまにやかせよもちはこじきにやかせよ
人には向き不向きがあるから、仕事をさせるときはそれにふさわしい人を選べというたとえ。魚はゆっくり火を通した方がいいので殿様のようにおっとりした人がよく、餅は何度もひっくり返しながら焼くので乞食のようにがつがつした人がいいという意から。「餅は乞食に焼かせよ魚は殿様に焼かせよ」ともいう。
上戸に餅下戸に酒
じょうごにもち げこにさけ
見当違いでありがた迷惑であることのたとえ。酒好きに餅、酒の飲めない人に酒を出すということから。
棚から牡丹餅
たなからぼたもち
思いがけない幸運が転がり込むこと、何の苦労もせずに幸運を得ることのたとえ。略して「棚ぼた」ともいう。
棚から牡丹餅は落ちてこない
たなからぼたもちはおちてこない
思いがけない幸運は、まず舞い込むことはないということ。
朔日ごとに餅は食えぬ
ついたちごとにもちはくえぬ
世の中はいつもいい事ばかりあるとは限らないというたとえ。正月に餅が出ても、毎月の朔日(ついたち)に餅が食べられるわけではないという意。
搗いた餅より心持ち
ついたもちよりこころもち
品物をもらったことより、その心づかいがなおうれしいということ。
餅は乞食に焼かせよ魚は殿様に焼かせよ
もちはこじきにやかせよさかなはとのさまにやかせよ
人には向き不向きがあるから、何かをさせるときは適任者を選べというたとえ。餅は何度もひっくり返しながら焼くので乞食のようにがつがつした人が適し、魚はゆっくり火を通した方がいいので殿様のようにおっとりした人がいいという意から。「魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ」ともいう。
餅は餅屋
もちはもちや
何事にもそれぞれ専門家がおり、素人はとてもかなわないというたとえ。
焼き餅と欠き餅は焼く方が良い
やきもちとかきもちはやくほうがよい
女性は冷淡よりむしろ、適度にやきもちを焼くくらいのほうがかわいいということ。「欠き餅」とは、正月の餅を手で割って小さくしたもの。嫉妬する意味のやきもちと餅ををかけた言葉。
焼き餅は狐色
やきもちはきつねいろ
女性の適度なやきもちはかわいいが、焼きすぎると嫌われる。餅を狐色に焼くように、ほどよい程度に焼くのがよいということ。
焼き餅焼くとて手を焼くな
やきもちやくとててをやくな
嫉妬も度が過ぎると取り返しのつかないことになりかねない。やきもちは適度に焼けということ。焼き餅を焼くと、持て余す意の手を焼くをかけた言葉。
夢に牡丹餅
ゆめにぼたもち
夢ではないかと思うような幸運が舞い込むことのたとえ。「夢に餅」「夢に餅食う」ともいう。
喜んで尻餅をつく
よろこんでしりもちをつく
物事が成功して有頂天になり、失敗を招いてしまうことのたとえ。