「駄」を含むことわざ
全10件
朝駆けの駄賃
あさがけのだちん
とても簡単にできることのたとえ。「駄賃」は駄馬で荷物を運ぶ料金のことで、朝は馬も元気で少しくらいの荷物は間単に運べるという意から。
足駄を履いて首ったけ
あしだをはいてくびったけ
異性に惚れ込み夢中になることのたとえ。「足駄」は歯の高い下駄のことで、それを履いても首のあたりまで深みにはまるという意から。
行き掛けの駄賃
いきがけ(ゆきがけ)のだちん
あることをするついでに別のことをすること。また、それで利益を得ること。「駄賃」は、馬で荷物を運ぶときの運賃のことで、馬子が問屋に荷物を受け取りに行く時、他の荷物を運んで運賃を得たことから。
韋駄天走り
いだてんばしり
非常に速く走ること。「韋駄天」は、非常に足が速いとされる仏法の守護神で、その韋駄天のような速さで走るという意から。
親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない
おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない
茄子の花に無駄花がないように、親が子どもにいう意見も一つも無駄がなく、すべて子どもの役に立つことばかりであるということ。
雁が飛べば石亀も地団駄
がんがとべばいしがめもじだんだ
身のほどもわきまえず、むやみに人まねしようとすること。雁が飛び立つのを見て、石亀も飛び立とうとして飛べず、くやしがって地団駄を踏むということから。単に「石亀の地団駄」ともいう。
下駄も阿弥陀も同じ木の切れ
げたもあみだもおなじきのきれ
尊卑の違いはあっても、もとは同じであるというたとえ。また、出発点が同じでも、その人の心がけ次第で後に大きな差が出てくるというたとえ。足で踏まれる下駄も、人から拝まれる阿弥陀の仏像も、もとは同じ木から作られたものだという意から。「下駄も仏も同じ木の切れ」ともいう。
下駄を預ける
げたをあずける
相手に物事の処理や責任などを委ねること。相手に下駄を預けると、自分は歩き回ることができなくなることから。
雪駄の裏に灸
せったのうらにきゅう
長居の客を早く帰らせるおまじないの一つ。「草履に灸」ともいう。同様のものに「ほうきを逆さに立てる」などもある。
雪駄の土用干し
せったのどようぼし
ふんぞり返って、偉そうに歩く者をあざけっていう言葉。雪駄を土用の頃日に干すと反り返るところから。