「骨」を含むことわざ

全12件

朝に紅顔ありて夕べに白骨となる
あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる
無常のこの世では、人の生死は予測できないということ。朝血色のよい顔をしていた人が、夕方には死んで白骨となるという意から。
一将功成りて万骨枯る
いっしょうこうなりてばんこつかる
輝かしい功績をあげた人の陰には、多くの人の努力や苦労があるというたとえ。指導者だけが功名を得るのを嘆く言葉。一人の将軍が輝かしい功名をあげた陰には、犠牲となった一万人もの兵士の骨が戦場にさらされているという意から。
恨み骨髄に徹す
うらみこつずいにてっす
相手を激しく恨むようす。相手への恨みが骨の髄まで染みとおるという意から。
骸骨を乞う
がいこつをこう
主君に辞職を願い出ること。主君に身を捧げて仕えてきたが、老いさらばえて骸骨同然となった身体を返して頂きたいと辞職を願い出たという故事から。なお、君主から辞職が許されることを「骸骨を賜う」という。
皮を切らせて肉を切り肉を切らせて骨を切る
かわをきらせてにくをきり にくをきらせてほねをきる
自分自身も犠牲を払い、相手により大きな打撃を与えることのたとえ。自分の皮を切らせておいて相手の肉を切り、自分の肉を切らせてそのかわりに相手の骨を切るという意から。
愚の骨頂
ぐのこっちょう
この上なく愚かなばからしいこと。
骨肉相食む
こつにくあいはむ
肉親同士が激しく争うこと。「骨肉」は、親子・兄弟などの血のつながった者の意。
死馬の骨を買う
しばのほねをかう
とりあえず凡人を優遇しておけば、やがて賢者がおのずと集まってくるというたとえ。昔、中国で名馬を買うために出かけた使者が大金を払って死んだ名馬の骨を持って帰った。王が怒ると使者は「死んだ馬の骨に大金を投じれば、必ず生きた名馬を売り込む者が現れるでしょう」と答えた。その言葉通り、一年も経たないうちに、王は三頭の名馬を手に入れたという故事に基づく。
他人の飯には骨がある
たにんのめしにはほねがある
他人の家に世話になって生活することは、どこか窮屈で何かと気を遣うことが多いということ。また、他人の親切には底意があり、頼りきっているとひどいめに遭うこともあるというたとえ。他人の家で食べる飯は、まるで骨でもあるように、のどを通りにくいという意から。「他人の飯には棘がある」「他人の飯は強い」ともいう。
肉を斬らせて骨を斬る
にくをきらせてほねをきる
犠牲を払い、相手により大きな打撃を与えて倒すことのたとえ。自分の肉を切らせておいて、相手の骨を切って倒すという意から。
骨折り損のくたびれ儲け
ほねおりぞんのくたびれもうけ
苦労するだけで、少しも成果が上がらないこと。江戸いろはがるたの一つ。
老骨に鞭打つ
ろうこつにむちうつ
年老いた体に鞭を打つようにして、力のかぎり物事に当たることのたとえ。