「兵」を含むことわざ
全9件
寇に兵を藉し盗に糧を齎す
あだにへいをかし とうにへいをもたらす
敵に利益を与える行動をするたとえ。「寇」は敵、「兵」は武器の意。敵に武器を貸し与えたり、盗賊に食糧を与えたりすることから。
権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる
ごんべえがたねまきゃからすがほじくる
人が苦労してやったことを、あとからぶちこわすたとえ。また、無駄な骨折りのたとえ。「権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる、三度に一度は追わずばなるまい」という俗歌の歌詞から。
知らぬ顔の半兵衛
しらぬかおのはんべえ
知っているのに知らない振りをすることを「半兵衛」という人名を使って言った言葉。
長崎ばってん江戸べらぼう神戸兵庫のなんぞいや
ながさきばってん えどべらぼう こうべひょうごのなんぞいや
各地の方言の特徴をとらえて語調よくいったことば。続けて「ついでに丹波のいも訛」ともいう。
敗軍の将は兵を語らず
はいぐんのしょうはへいをかたらず
失敗した者は、そのことについて弁解する資格がないということ。戦いに敗れた将軍は兵法について発言する資格はないという意から。
兵強ければ則ち滅ぶ
へいつよければすなわちほろぶ
兵力が強大だと、おごりや油断が生じ、かえって敗戦の原因になるということ。
兵は詭道
へいはきどう
戦争に勝つためには、正当な方法だけでなく、人を欺く方法も用いなければならないということ。「詭道」は正しくない方法のこと。
兵は神速を貴ぶ
へいはしんそくをたっとぶ
戦いで軍隊を動かす時は、迅速なことがもっとも大事なことであるということ。
老兵は死なず消え去るのみ
ろうへいはしなず きえさるのみ
役目の終わった者は、表舞台から去るということ。敗戦後、占領指令官だったダグラス・マッカーサーが離日の際に言った言葉。