「合」を含むことわざ
全24件
合うも不思議合わぬも不思議
あうもふしぎあわぬもふしぎ
夢はそもそも不思議なものだから、現実が夢のとおりになっても不思議ではないということ。
合わせ物は離れ物
あわせものははなれもの
合わせて作ったものは、いつか離れることがあるということ。夫婦の別れなどにいう。
合わぬ蓋あれば合う蓋あり
あわぬふたあればあうふたあり
どんな入れ物にも合う蓋と合わない蓋があるように、人にも物にもそれぞれふさわしい組み合わせがあるということ。
一合取っても武士は武士
いちごうとってもぶしはぶし
たとえ貧しくても男には男の誇りと本分があるということ。禄高がたとえ一合でも武士にかわりはないということから。
烏合の衆
うごうのしゅう
烏(からす)の集まりのように、規律も統一もなく集まった群衆のこと。
馬が合う
うまがあう
気が合うこと。相性がいいこと。
おっと合点承知之助
おっとがってんしょうちのすけ
承知したという意を人名になぞらえ調子よくいった言葉。「合点承知」ともいう。
噛み合う犬は呼び難し
かみあういぬはよびがたし
何かに熱中していると、他から何を言われても耳に入らないというたとえ。争って噛み合っている犬は、こちらの声が聞こえずいくら呼んでも来ないという意から。
借りる八合済す一升
かりるはちごう なすいっしょう
人から物やお金を借りたら、少し多めに返すか、お礼を添えて返すのが常識であるというたとえ。「済す」は、返済すること。八合借りたら、一升にして返せという意から。
勘定合って銭足らず
かんじょうあってぜにたらず
理論と実際とが一致しないことのたとえ。計算は合っているのに、現金が足りないということから。
口裏を合わせる
くちうらをあわせる
あらかじめ打ち合わせて、話の内容が食い違わないようにすること。「口を合わせる」ともいう。
芸が身を助けるほどの不仕合わせ
げいがみをたすけるほどのふしあわせ
落ちぶれて不幸な生活のたとえ。習い覚えた芸事で、暮らしを立てる不幸な身の上になってしまったという意から。
小糠三合あったら婿に行くな
こぬかさんごうあったらむこにいくな
男はわずかでも財産があったら、気苦労の多い婿養子などにはならずに、独立して生計を立てよということ。「小糠三合」は、わずかな財産の意。「小糠三合あるなら入り婿すな」ともいう。「小糠」は、「粉糠」とも書く。
急かねば事が間に合わぬ
せかねばことがまにあわぬ
事を急ぐと失敗しやすいとわかっているが、急がなければ間に合わず、役に立たないということ。
千石万石も米五合
せんごくまんごくもこめごごう
たとえ裕福でも、一日に食べる米の量は普通の人と同じだから、人は必要な物が必要なだけあればいいということ。千石や万石の俸禄を取っている人でも、一日に食べる米の量は五合にすぎないという意から。「千石万石も飯一杯」ともいう。
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花
たてばしゃくやく すわればぼたん あるくすがたはゆりのはな
美人の容姿や立ち居ふるまいを形容することば。
付き合いなら家でも焼く
つきあいならいえでもやく
付き合いは、大切なものを犠牲にしてもしなければならないくらい大事だということ。また、付き合いを大事にして自分の家庭をかえりみないことを戒めて言うことば。
釣り合わぬは不縁のもと
つりあわぬはふえんのもと
身分や財産などの釣り合いが取れない男女の結婚は、うまくいかなくなることが多いということ。
似合い似合いの釜の蓋
にあいにあいのかまのふた
どんなものにも、それぞれ似合いの相手があるというたとえ。
似合わぬ僧の腕立て
にあわぬそうのうでたて
その人に似合わないことをすることのたとえ。「腕立て」は腕力を誇ることで、僧侶が腕力をふるうのは不似合いであることから。
歯の根が合わない
はのねがあわない
寒さや恐怖で身体がふるえ、歯をかみしめていることが出来ないようす。
人食い馬にも合い口
ひとくいうまにもあいくち
乱暴者にも、頭の上がらない相手や、気の合った者がいる。どんな人間にも、その人に合った相手がいるということのたとえ。人に噛み付く癖のある馬でも、相性のいい乗り手に対してはおとなしいという意から。「人噛み馬にも合い口」「人食らい馬にも合い口」ともいう。
夫婦は合わせ物離れ物
ふうふはあわせものはなれもの
夫婦はもともと他人どうしがいっしょになったものだから、別れることがあっても仕方がないということ。
間尺に合わない
ましゃくにあわない
割りに合わないこと。損になること。「間尺」は割合、計算。