「尺」を含むことわざ
全13件
秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる
あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる
秋は晴れた日より雨の日の方が暖かいので、猫も顔を長くし喜ぶということ。
九尺二間に戸が一枚
くしゃくにけんにとがいちまい
間口が九尺、奥行き二間、入り口の戸が一枚だけというような、きわめて狭く粗末な家のたとえ。
虚無僧に尺八
こむそうにしゃくはち
必ず付いているもののたとえ。
三尺下がって師の影を踏まず
さんじゃくさがってしのかげをふまず
師につき従う時は、弟子は三尺くらい後ろから歩き、師の影を踏んではいけないということ。弟子は師を敬い礼儀を失わないように心がけるべきであるという戒めの言葉。「七尺去って師の影を踏まず」ともいう。
三寸の舌に五尺の身を亡ぼす
さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす
不用意な発言のために、身を滅ぼしてしまうことがあるので、口を慎めということ。わずか三寸の舌が五尺の体を滅ぼしてしまうという意から。
咫尺を弁せず
しせきをべんせず
視界がきかず、ごく近くのものも見分けが付かないこと。「咫尺」は距離が非常に近いこと、「弁」は見分けるという意。
七尺去って師の影を踏まず
しちしゃくさってしのかげをふまず
師につき従って行く時は、弟子は後ろから歩き、師の影を踏んではいけないということ。弟子が師を敬う心がけを説いた言葉。「三尺下がって師の影を踏まず」ともいう。
尺も短き所あり寸も長き所あり
しゃくもみじかきところあり すんもながきところあり
場合によっては賢い者も劣ることがあり、愚かな者が勝る場合もあるというたとえ。尺でも短くて足りないこともあり、寸でも長すぎることがあるということから。
尺を枉げて尋を直くす
しゃくをまげてじんをなおくす
大事のためには、小事を犠牲にすることのたとえ。「尋」は、八尺。尺を曲げてでも尋をまっすぐに伸ばすという意から。
寸を曲げて尺を伸ぶ
すんをまげてしゃくをのぶ
小さいことは犠牲にして、大きな利益を得るたとえ。一寸の小さなものをさらに短く曲げ縮め、一尺の大きなものをさらに長く伸ばすという意から。
尺蠖の屈するは伸びんがため
せっかく(しゃっかく)のくっするはのびんがため
将来の成功のために、一時的に不遇に耐え忍ぶことのたとえ。「尺蠖」は、尺取り虫。尺取り虫が体を屈めるのは、伸ばす時により長く伸びて前進しようとするためであるという意から。
人の一寸我が一尺
ひとのいっすん わがいっしゃく
人の欠点は少しのことでも目につくが、自分の欠点はどんなに大きくても気がつかないというたとえ。
間尺に合わない
ましゃくにあわない
割りに合わないこと。損になること。「間尺」は割合、計算。