「折」を含むことわざ

全20件

鬼も角折る
おにもつのおる
悪人がふとしたきっかけで善いことをしたり、真人間になることのたとえ。鬼が邪悪のシンボルである角を折るという意から。
折り紙付き
おりがみつき
絶対に間違いないと保証できること。「折り紙」は、鑑定書のことで、書画や骨董品などに折り紙がついて品質が保証されていたことから。
懸かるも引くも折による
かかるもひくもおりによる
事を始めるのも終わらせるのも時機が大事だというたとえ。
陰に居て枝を折る
かげにいてえだをおる
恩を受けた人にひどいことをするたとえ。木陰で涼んでいた者が、その木の枝を折るという意から。また。恩人の見ていない所で、その恩人の家の木の枝を折るという意から。
堅い木は折れる
かたいきはおれる
ふだんは強情な人が、何か問題にぶつかると以外にもろく、くじけやすいことのたとえ。また、頑丈な人が急に大病で倒れることのたとえ。柔軟性のない堅い木は、風が吹けば折れやすいことから。
刀折れ矢尽きる
かたなおれやつきる
刀が折れ、矢が尽きて戦う手段がなくなってしまったということ。転じて、物事を続けていく手段がなくなったということのたとえ。「弓折れ矢尽きる」ともいう。
喬木は風に折らる
きょうぼくはかぜにおらる
優れた人や高い地位の人ほど、人からねたまれて失脚することが多いというたとえ。高い木ほど強い風を受けて折れやすいという意から。「高木は風に折らる」ともいう。
高木は風に折らる
こうぼくはかぜにおらる
地位や名声の高い人ほど、人からねたまれたり批判されたりして身を滅ぼしやすいことのたとえ。高い木ほど風当たりが強く折れやすいという意から。「大木は風に折らる」ともいう。
五斗米のために腰を折る
ごとべいのためにこしをおる
わずかな俸禄を得るために、人の機嫌をとってぺこぺこ頭を下げること。中国唐の詩人陶淵明が、上役が視察に来るので礼服を着るよう求められた時、五斗米のために腰を折ってへつらうのは嫌だと言って断ったという故事から。「五斗米」は五斗の米から転じて、わずかな給料の意。
桜折る馬鹿柿折らぬ馬鹿
さくらおるばか かきおらぬばか
桜は枝を折ると枯れてしまうことがある。一方、刃物を嫌う柿は枝を折るほうが新しい枝が茂って多くの実をつけるということ。
末大なれば必ず折る
すえだいなればかならずおる
下の者の勢力が強くなると、上の者は必ず倒されてしまうというたとえ。松葉が茂り重くなると、強い幹も折れてしまうという意から。
折檻
せっかん
厳しく意見すること。また、懲らしめのために体罰を加えること。中国前漢の成帝が、朱雲の強いいさめを怒り、朝廷から引きずり出そうとしたとき、朱雲がしがみついた欄檻が折れたという故事から。
節を折る
せつをおる
自分の信念を曲げて人に従うこと。「節」は、節操の意。「節を曲げる」「節を屈する」ともいう。
大木は風に折らる
たいぼくはかぜにおらる
優れた人や高い地位の人ほど、人からねたまれて身を滅ぼしやすいことのたとえ。高い木ほど強い風を受けて折れやすいという意から。「高木は風に折らる」ともいう。
担えば棒が折れる
になえばぼうがおれる
二つのものを比べた時に、優劣をつけがたいことのたとえ。荷物を二つに分けて担ごうとすると、両方とも重いため、担い棒が折れてしまうという意から。
花は折りたし梢は高し
はなはおりたしこずえはたかし
欲しいけれど手に入れる方法がなくて、思うようにいかないことのたとえ。花のついた枝を折りたいが、梢が高くて届かないという意から。
花も折らず実も取らず
はなもおらずみもとらず
欲張って両方を手に入れようとして、結局どちらも得られないことのたとえ。
骨折り損のくたびれ儲け
ほねおりぞんのくたびれもうけ
苦労するだけで、少しも成果が上がらないこと。江戸いろはがるたの一つ。
三度肘を折って良医となる
みたびひじをおってりょういとなる
人は多くの苦労を重ね経験を積んで、初めて円熟した人間になれるということ。医者は自分のひじを何度も折り、苦痛や治療を経験して初めて良医になることができるという意から。
弓折れ矢尽きる
ゆみおれ やつきる
弓が折れ、矢も尽きて戦いで敗れてしまうこと。転じて、なすすべがなくなってしまうことのたとえ。「刀折れ、矢尽きる」ともいう。