「振」を含むことわざ

全10件

顎振り三年
あごふりさんねん
技量を身に付けるまでには長い年月がかかるということ。尺八は、顎を振って微妙な音を出すこつを会得するまでに三年かかることから。
厭と頭を縦に振る
いやとかぶりをたてにふる
うわべの態度と本心とがまるで違うことのたとえ。口ではいやだと言いながら、首を縦にふって承諾しているという意から。
内で掃除せぬ馬は外で毛を振る
うちでそうじせぬうまはそとでけをふる
家庭のしつけが悪い子どもは、外に出るとすぐにわかるということのたとえ。飼い主の手入れの悪い馬は、外に出た時に毛を振って汚れを落とそうとするので、すぐわかるという意から。
尾を振る犬は叩かれず
おをふるいぬはたたかれず
従順な人は誰からも害を加えられることはないというたとえ。尾を振ってなついてくる犬は人から叩かれないということから。
首振り三年ころ八年
くびふりさんねん ころはちねん
尺八は、首を振りながら吹けるようになるのに三年かかり、ころころというよい音を出すのには八年かかるということ。何事を成すにも、それ相応の修練が要るというたとえにもいう。
三十振袖四十島田
さんじゅうふりそで しじゅうしまだ
女性が年齢に不相応な若づくりをすること。若い女性が着る振袖を三十代の女性が着たり、四十代の女性が年頃の女性のように島田まげを結ったりするという意から。
知ったか振りの恥搔き
しったかぶりのはじかき
本当は知らないのに、いかにも知っているようなそぶりをすると大恥を掻くということ。
ない袖は振れない
ないそではふれない
いくら出したくても持っていなければ出しようがないということ。袖のない着物は袖を振りたくても振ることが出来ないという意から。
棒に振る
ぼうにふる
それまでの苦労や努力を無駄にしてしまうたとえ。
我が好きを人に振る舞う
わがすきをひとにふるまう
相手の好き嫌いを考えずに、自分の好みを人に押し付けること。