「殺」を含むことわざ
全12件
窮鳥懐に入れば猟師も殺さず
きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず
窮地に陥った者が救いを求めてくれば、事情がどうあろうと助けるべきだというたとえ。追いつめられた鳥が自分のふところに飛び込んでくれば、さすがの猟師も殺したりは出来ないということから。
金の卵を産む鵞鳥を殺すな
きんのたまごをうむがちょうをころすな
欲張って一度に大きな利益を得ようとして、将来の利益を逃すようなことをするなということ。毎日一個の金の卵を産む鵞鳥の持ち主が、一度に大儲けしようと鵞鳥の腹を切り裂き、結局鵞鳥を死なせてしまったというイソップ寓話から。
薬師は人を殺せど薬人を殺さず
くすしはひとをころせどくすりひとをころさず
物は使い方ひとつで、役にも立つし害にもなるということ。「薬師」は、医者のこと。薬によって人が死んだとしても、それを処方した医者が殺したのであって、薬が人を殺したのではないという意から。「薬人を殺さず、薬師人を殺す」ともいう。
薬人を殺さず薬師人を殺す
くすりひとをころさず くすしひとをころす
物は使い方しだいで、役にも立つし害にもなるということ。「薬師」は、医者のこと。薬によって人が死んだとしても、薬が人を殺したのではなく、その罪はそれを処方した医者にあるという意から。「薬師は人を殺せど薬人を殺さず」ともいう。
食わぬ殺生
くわぬせっしょう
自分のためにもならないのに無益な殺生をすること。
子供は教え殺せ馬は飼い殺せ
こどもはおしえころせ うまはかいころせ
子どもは徹底的に教育し、馬の調教も手加減するなということ。「馬は飼い殺せ子どもは教え殺せ」ともいう。
小の虫を殺して大の虫を助ける
しょうのむしをころしてだいのむしをたすける
小さなものを犠牲にして大きなものを守ること。また、全体を生かすために一部分を犠牲にすることのたとえ。
曽参人を殺す
そうしん ひとをころす
嘘も繰り返して言われると、それを信じてしまうというたとえ。「曽参」は親孝行で名高い孔子の弟子。ある時、曽参の母に誤って「曽参が人を殺した」と告げたが母は信じなかった。しかし、三人から同じ事を告げられ、ついに母は織りかけの機をほうり投げ走り出したという故事から。
猫を殺せば七代祟る
ねこをころせばしちだいたたる
猫は執念深いので、殺せば子孫七代まで祟りがあるという俗説。
虫も殺さぬ
むしもころさぬ
殺生などできず、やさしくておとなしい人柄であるようす。
目で殺す
めでころす
色っぽい目つきで相手を魅き付け、夢中にさせるようす。「殺す」は悩殺するという意。
世渡りの殺生は釈迦も許す
よわたりのせっしょうはしゃかもゆるす
生活のためならば、多少の不道徳や無慈悲な行いは止むを得ないということ。