「獄」を含むことわざ
全16件
あって地獄なくて極楽
あってじごく なくてごくらく
金と子どもは、あれば苦労が絶えないので、むしろないほうが気が楽だということ。
板子一枚下は地獄
いたごいちまいしたはじごく
船乗りという仕事の危険なことのたとえ。「板子」は和船の底に敷く板。その板の下は、落ちれば死につながる恐ろしい海だということから。
聞いて極楽見て地獄
きいてごくらく みてじごく
人から聞いた話と実際にに見るのでは、非常に差があるというたとえ。
地獄から火を貰いに来たよう
じごくからひをもらいにきたよう
やせ衰えてみすぼらしい姿のたとえ。
地獄極楽は心にあり
じごくごくらくはこころにあり
地獄や極楽は、人の心の中に存在する。つまり、心の持ちようで、地獄にも極楽にもなるということ。
地獄で仏に会ったよう
じごくでほとけにあったよう
非常に困っている時に、思いがけない助けに出会った時の嬉しさのたとえ。単に「地獄で仏」ともいう。
地獄にも知る人
じごくにもしるひと
地獄のようなひどい所でも知り合いはできるということ。「冥土にも知る人」ともいう。
地獄の一丁目
じごくのいっちょうめ
きわめて恐ろしい所のたとえ。また、悪の道や破滅に向かう始まりのたとえ。「一丁目」は入り口の意。
地獄の上の一足飛び
じごくのうえのいっそくとび
きわめて危険な行為のたとえ。
地獄の釜の蓋も開く
じごくのかまのふたもあく
正月の16日と盆の16日は、みな仕事をやめて休もうということ。この両日は、地獄の鬼も仕事を休み、罪人を煮る釜の蓋も開けて使わないということから。
地獄の沙汰も金次第
じごくのさたもかねしだい
この世の事は、すべて金の力でどうにでもなるということのたとえ。地獄の裁判も金を出せば有利になるという意から。
地獄は壁一重
じごくはかべひとえ
人間は一歩誤ると、罪を犯してしまいがちだということ。地獄は壁を一枚隔てたすぐ隣にあるという意から。
地獄へも連れ
じごくへもつれ
どんな所に行く時でも連れがあったほうがいいということ。たとえ地獄に行くにしても、道連れがあったほうがいいという意から。
地獄耳
じごくみみ
一度聞いたらいつまでも忘れないことや、人の噂や秘密などを素早く聞き込んでいることのたとえ。また、そういう人のこと。
地獄も住み処
じごくもすみか
住み慣れてしまえば、たとえ地獄のようなひどい所でも、住み心地がよくなるというたとえ。
見ての極楽住んでの地獄
みてのごくらく すんでのじごく
外から見るのと、実際に体験するのとでは大違いであるというたとえ。はたから見ると極楽のように見えるが、実際に住んでみるとまるで地獄のようだという意から。「見ては極楽住んでは地獄」ともいう。