「男」を含むことわざ

全25件

東男に京女
あずまおとこにきょうおんな
男はたくましくて粋な江戸の男、女はしとやかで優しい京の女がいいということ。
一押し二金三男
いちおし にかね さんおとこ
女性をくどくには、第一が押しの強さ、二番目が金の力、男ぶりのよさは三番目だということ。
一生添うとは男の習い
いっしょうそうとはおとこのならい
一生君を愛して離さない、というのは男が女を口説くときの決まり文句であるということ。
色男金と力はなかりけり
いろおとこ かねとちからはなかりけり
美男子は、経済力も腕力もないものだということ。美男子をからかった川柳。
大男総身に知恵が回りかね
おおおとこそうみにちえがまわりかね
からだばかり大きくて愚かな男をあざけっていう言葉。
大男の殿
おおおとこのしんがり
からだばかり大きいくせに、いつも人に後れを取る男をあざけっていう言葉。
男心と秋の空
おとこごころとあきのそら
男の愛情は、秋の空模様のように変わりやすいということ。「男心と秋の空は一夜に七度変わる」ともいう。
男猫が子を生む
おとこねこがこをうむ
ありえないことのたとえ。
男の目には糸を引け女の目には鈴を張れ
おとこのめにはいとをひけ おんなのめにはすずをはれ
男の目は糸を引いたように細くて真っ直ぐなのがよく、女の目は鈴のようにぱっちりと大きいのがよいということ。
男は敷居を跨げば七人の敵あり
おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり
男が世の中に出て活動するようになると、多くの競争相手や敵に出会うということのたとえ。男が敷居を跨いで外に出れば七人の敵がすでに待ち構えているという意から。「敷居を跨げば七人の敵あり」「男子家を出ずれば七人の敵あり」ともいう。
男は度胸女は愛嬌
おとこはどきょう おんなはあいきょう
男にとって大切なものは、物事に動じない強い度胸で、女にとって大切なものは、にこやかでかわいらしい魅力だということ。「度胸」と「愛嬌」の「きょう」の語呂を合わせていった言葉。
男は二十五の暁まで育つ
おとこはにじゅうごのあかつきまでそだつ
男は二十五歳くらいまでは成長するということ。
男は裸百貫
おとこははだかひゃっかん
男は無一文でも、働いて財産や地位を築くことができるので、裸でも百貫の値打ちがあるということ。
男は松女は藤
おとこはまつ おんなはふじ
男は大地にしっかりと根を張る松のようなもので、女はその松にからむ藤のように男を頼りにするものだということのたとえ。
男は妻から
おとこはめから
男の出世や幸福は妻しだいだということ。
男冥利に尽きる
おとこみょうりにつきる
男としてこれ以上の幸福はないということ。「男冥利」は男に生まれた幸せ、「尽きる」はこれ以上はないという意。
男鰥に蛆が湧き女寡に花が咲く
おとこやもめにうじがわき おんなやもめにはながさく
妻のいない男は身の回りの世話をしてくれる人がいなくなり不潔な生活になりがちなのに対し、未亡人は、夫にわずらわされることがなくなり、自分の身を美しく清潔に出来るので、世間の男にもてはやされ華やかだということ。
屈み女に反り男
かがみおんなにそりおとこ
女は少しうつむき加減にしている姿が良く、男は少し胸を張った反り加減の姿が良いということ。
小男の腕立て
こおとこのうでたて
抵抗しようとしても、非力で問題にならないことのたとえ。「腕立て」は、自分の腕力をたのみとして人と争うこと。
小男の総身の知恵も知れたもの
こおとこのそうみのちえもしれたもの
小男の全身が知恵だとしても、その量はたかが知れているということ。「大男総身に知恵が回りかね」に対して言い返す言葉。
据え膳食わぬは男の恥
すえぜんくわぬはおとこのはじ
女のほうから誘っているのに、それに応じないのは男の恥だということ。「据え膳」は、目の前に用意された食膳のこと。俗に女性からの誘いのこと。
男子家を出ずれば七人の敵あり
だんしいえをいずればしちにんのてきあり
男が世の中に出て活動するようになると、多くの競争相手や敵に出会うということのたとえ。男が家から外に出れば七人の敵がすでに待ち構えているという意から。「男は敷居を跨げば七人の敵あり」「敷居を跨げば七人の敵あり」ともいう。
遠くて近きは男女の仲
とおくてちかきはだんじょのなか
男女の仲は遠く離れているようで、意外に近く、結ばれやすいものであるということ。
目病み女に風邪引き男
めやみおんなにかぜひきおとこ
眼病で目がうるんだ女と、風邪をひいている男は色っぽく見えるということ。
藁で束ねても男は男
わらでたばねてもおとこはおとこ
藁で髪を束ねるような貧しい暮らしをしていても、男にはそれなりの値打ちがあるということ。