「追」を含むことわざ

全14件

顎で蠅を追う
あごではえをおう
やせ衰えて元気がないようす。蠅を手で追い払う元気もなく顎を動かして追い払う意から。「頤(おとがい)で蠅を追う」ともいう。
頭の上の蠅も追われぬ
あたまのうえのはえもおわれぬ
自分自身のことさえ満足に出来ないことのたとえ。自分の頭にたかる蠅さえ追い払えないという意から。
追手に帆を揚げる
おいてにほをあげる
勢いに乗って物事が順調に進むたとえ。追い風に帆を揚げれば船は早く進むことから。
頤で蠅を追う
おとがいではえをおう
やせ衰えて元気がないようす。蠅を手で追い払う元気もなく顎を動かして追い払う意から。「頤」は顎のことで「顎で蠅を追う」ともいう。
己の頭の蠅を追え
おのれのあたまのはえをおえ
人の世話をやくよりも、まず自分自身のことを始末せよということ。「頭の上の蠅を追え」「己が頭の蠅を追え」「人の蠅を追うより己の蠅を追え」ともいう。
稼ぐに追い着く貧乏なし
かせぐにおいつくびんぼうなし
一生懸命働けば、貧乏に苦しむことはないというたとえ。「稼ぐに貧乏追い付かず」「辛抱に追い付く貧乏なし」「稼げば身立つ」ともいう。
稼ぐに追い抜く貧乏神
かせぐにおいぬくびんぼうがみ
いくら働いても貧しい人は貧乏から抜け出すことができないというたとえ。
去る者は追わず来る者は拒まず
さるものはおわず きたるものはこばまず
自分を信じられずに、離れて行く者を決して引き止めることはしない。自分を信じて頼ってくる者は、どんな人間でも拒まない。その人の心に任せて、決して無理強いはしないということ。
駟馬も追う能ず
しばもおうあたわず
一度口に出した言葉は取り返しがつかないから、言葉には十分気をつけよということ。「駟馬」は四頭立ての馬車。一度口にした言葉は、四頭立ての速い馬車で追っても追いつけないという意から。「駟も舌に及ばず」ともいう。
追従も世渡り
ついしょうもよわたり
人にこびへつらい、お世辞をいうのも世渡りの一つの手段であるということ。
長追いは無益
ながおいはむえき
勝ちに乗じて深追いすると、思わぬ反撃を受け不利な立場に陥ることもあるので、ほどほどにするのが賢明ということ。「長追いは無用」ともいう。
二兎を追う者は一兎をも得ず
にとをおうものはいっとをもえず
一度に二つのものを手に入れようと欲張ると、結局どちらも手に入れられなくなることのたとえ。一度に二匹のうさぎを捕えようとすると、結局一匹も捕らえられなくなるなるという意から。
盗人に追い銭
ぬすびとにおいせん
損をしたうえに、さらに損をするたとえ。泥棒に物を盗まれたうえに、さらに金銭までやるという意から。
猫を追うより皿を引け
ねこをおうよりさらをひけ
その場のがれより、根本を正すことが大事だというたとえ。皿をねらっている猫を追い払うより、皿を片付けるほうがいいということから。