「面」を含むことわざ
全18件
一工面二働き
いちくめん にはたらき
世渡り上手は金の工面をする才覚が第一で、勤勉に働くのはその次だということ。
思い思瘡思われ面皰
おもいおもくさ おもわれにきび
人に恋したり、誰かに思いを寄せられたりすると、にきびができるということ。「思瘡」は、にきびの意。
蛙の面に水
かえるのつらにみず
どんなことをされても気にせず平気でいることのたとえ。蛙は顔に水をかけられても平気でいることから。
金で面を張る
かねでつらをはる
金の力で相手を服従させたり、手なずけたりすること。
狐の子は面白
きつねのこはつらじろ
子は親に似るというたとえ。「面白」は、顔が白いこと。
鬼面人を嚇す
きめん ひとをおどす
鬼の面をかぶって人をおどかすかのように、大げさな見せかけで人をおどかすたとえ。「鬼面人を驚かす」「鬼面人を威(おど)す」ともいう。
暗がりの渋面
くらがりのじゅうめん
何の効果もないこと。暗いところでしかめっ面をしても誰にもわからないことから。
外面似菩薩内心如夜叉
げめんじぼさつ ないしんにょやしゃ
外面は菩薩のようにやさしく美しいが、内面は夜叉のように邪悪で恐ろしい人のこと。仏教で、修行中の者が女性に心を動かされ、修行の妨げになることを恐れていった言葉から。「外面如菩薩内心如夜叉」ともいう。
相撲に負けて妻の面張る
すもうにまけてつまのつらはる
外でうまくいかないことがあった男が、家で妻に八つ当たりするというたとえ。また、弱い者が自分よりさらに弱い者をいじめるたとえ。相撲に負けて帰った男が、腹いせに妻の顔を殴るということから。「喧嘩に負けて妻の面を張る」ともいう。
銭あれば木物も面を返す
ぜにあればきぶつもつらをかえす
どんなに冷淡な者でも、金の力にはなびくというたとえ。金銭があれば、感情がない木仏さえも振り向くという意から。
盾の両面を見よ
たてのりょうめんをみよ
物事は、表と裏の両面を観察してから正しく判断せよということ。
面の皮の千枚張り
つらのかわのせんまいばり
きわめて恥知らずで厚かましいことのたとえ。
面の皮を剝ぐ
つらのかわをはぐ
図々しい人の正体をあばいて恥をかかせること。「面の皮を剝ぐ」ともいう。
白面の書生
はくめんのしょせい
年が若く、経験の乏しい学者や学生のこと。「白面」は年が若く未熟なこと、「書生」は勉強中の者の意。
人の心は面の如し
ひとのこころはおもてのごとし
人の顔がひとりひとり違うように、人の心もそれぞれ異なるということ。「人心の同じからざるは其の面の如し」ともいう。
面皮を剝ぐ
めんぴをはぐ
厚かましい人の正体をあばいて面目を失わせること。「面皮を剝ぐ」ともいう。
面々の楊貴妃
めんめんのようきひ
人は自分の妻や恋人を楊貴妃のように美しいと思っているということ。人それぞれ好みがあり、好きになると欠点も目につかず楊貴妃のような美人に見えるという意から。「面々」は、おのおのの意。「面面楊貴妃」ともいう。
我が面白の人泣かせ
わがおもしろのひとなかせ
自分が面白くて楽しんでいることが、人に迷惑をかけていることがあるということ。