「飲」を含むことわざ
全20件
朝酒は門田を売っても飲め
あさざけはかどたをうってものめ
朝酒は格別おいしいので、少々無理をしてでも飲むべきだということ。「門田」は家の門前にある田の意。
朝茶は七里帰っても飲め
あさちゃはしちりかえってものめ
朝の茶は一日の災難よけなので、飲み忘れて旅立ちしたら、たとえ七里の道を戻ってでも飲むべきだということ。
明日食う塩辛に今日から水を飲む
あすくうしおからにきょうからみずをのむ
手回しがいいように見えて、実は無意味なことのたとえ。
一箪の食一瓢の飲
いったんのし いっぴょうのいん
わずかな飲食物のこと。また、清貧に甘んじるくらしのたとえ。「箪」は竹製の食器、「瓢」は飲み物を入れるひさご。食器一杯の食べ物と、ひさご一杯の飲み物という意から。
馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない
うまをみずべにつれていけてもみずをのませることはできない
その気のない人間は、周囲がいくら心配したり気をもんだりしても無駄であるというたとえ。
大水に飲み水なし
おおみずにのみみずなし
人は大勢いても本当に役に立つ人は少ないというたとえ。洪水の水はたくさんあっても、飲み水としては使えないということから。「火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし」ともいう。
餓えて死ぬは一人飲んで死ぬは千人
かつえてしぬはひとり のんでしぬはせんにん
餓えて死ぬ人間は少ないが、酒の飲みすぎが原因で死ぬ人間は非常に多いということ。
渇しても盗泉の水を飲まず
かっしてもとうせんのみずをのまず
どんなに困っていても、断じて不正には手を出さないというたとえ。「盗泉」は、中国山東省にある泉の名。孔子はのどが渇いていても、その名を嫌って泉の水を飲まなかったという故事から。
酒が酒を飲む
さけがさけをのむ
酒の酔いが回ると、その勢いでさらに大酒を飲むということ。
酒飲み本性違わず
さけのみ ほんしょうたがわず
酒に酔っても、その人の本来の性質は変わらないということ。
酒は飲むとも飲まるるな
さけはのむとものまるるな
酒は適度に飲むのはよいが、飲みすぎて理性を失うような飲み方をしてはいけないということ。
酒は飲むべし飲むべからず
さけはのむべしのむべからず
酒は適量を飲むのはよいが、それは実際には難しいから、まずは飲まないほうがいいという戒めの言葉。
白湯を飲むよう
さゆをのむよう
味もそっけもない様子。
塩辛を食おうとて水を飲む
しおからをくおうとてみずをのむ
手回しがよすぎると間が抜けていたり、物事の順序が前後すること。塩辛を食べると喉がかわくだろうと思い、前もって水を飲んでおくことから。
爪の垢を煎じて飲む
つめのあかをせんじてのむ
優れた人にあやかろうとするたとえ。爪の垢のようなものでも、優れた人のものを煎じて飲めば、少しはその人に似るだろうという意から。
煮え湯を飲まされる
にえゆをのまされる
信頼していた人に裏切られ、ひどい目にあわされることのたとえ。
飲む打つ買う
のむ うつ かう
男の道楽の代表的なものを並べたことば。大酒を飲む、博打を打つ、女を買うこと。
飲む者は飲んで通る
のむものはのんでとおる
酒飲みは酒代がかかって大変だが、金が無いなら無いなりにやっていくものだということ。
宵越しの茶は飲むな
よいごしのちゃはのむな
一度入れて一晩置いたお茶は飲まないようがいいということ。茶葉に含まれる成分が、時間をおくと変質して身体によくないということから。
溜飲が下がる
りゅういんがさがる
不平や不満が消え去り、すっきりした気分になること。「溜飲」は消化不良の時に、胃から突き上げてくる酸っぱい液で、それがなくなるということから。