日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
こちらの練習帳は営利・非営利問わず無料でご利用いただけます。作成したファイル・印刷物の配布につきましても、別途許諾の必要はございません。教育や学習に幅広くお役立ていただけると幸いです。
漢字「黍」の意味:
1. きび。もちきび。イネ科の一年草。五穀の一つ。
- 説明:黍(きび)は、イネ科に属する一年生の穀物で、特に「もちきび」と呼ばれる品種が有名です。主に穀物の中で、食用や飼料として利用されます。その他にも、古くから日本では黍を用いた食品が多く、特にお正月や祝い事には黍餅(きびもち)などが作られます。
- 例:この地域では、伝統的に黍を使った料理が人気です。例えば、黍御飯(きびごはん)は、健康に良いとされています。
2. 度量衡の単位。黍一粒の長さが一分、黍百粒の重さが一銖、黍一二〇〇粒の容量が一龠。
- 説明:古典的な度量衡において、黍はその長さ、重さ、容量の単位として用いられました。一粒の黍の長さが一分、百粒が一銖、そして二千二百粒が一龠となります。これらの単位は、古代の商取引や農業の計算において非常に重要な役割を果たしていました。
- 例:歴史文書には、「米の収穫は黍の単位で計算されていた」といった記録が残されています。また、当時の商人は黍を基準にして物の価値を見積もっていました。